2026(令和8)年 春のセンバツ予想



出場校評価  ベスト8予想  各試合予想  大会を終えた感想  管理人が選ぶ印象に残った試合  

出場校評価

地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人
北海道 北照 北海道 13年ぶり6回目
東北 花巻東 岩手 2年連続6回目
八戸学院光星 青森 2年ぶり12回目
東北 宮城 3年ぶり21回目
関東 山梨学院 山梨 5年連続9回目
花咲徳栄 埼玉 10年ぶり6回目
専大松戸 千葉 3年ぶり3回目
佐野日大 栃木 12年ぶり5回目
横浜 神奈川 2年連続18回目
東京 帝京 東京 16年ぶり15回目
北信越 帝京長岡 新潟 初出場
日本文理 新潟 12年ぶり6回目
東海 中京大中京 愛知 5年ぶり33回目
三重 三重 8年ぶり14回目
大垣日大 岐阜 2年連続7回目
地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人
近畿 神戸国際大付 兵庫 5年ぶり6回目
智弁学園 奈良 5年ぶり15回目
大阪桐蔭 大阪 2年ぶり16回目
滋賀学園 滋賀 2年連続4回目
東洋大姫路 兵庫 2年連続10回目
近江 滋賀 2年ぶり8回目
中国 崇徳 広島 33年ぶり4回目
高川学園 山口 42年ぶり2回目
四国 英明 香川 3年ぶり4回目
阿南光 徳島 2年ぶり3回目
九州 九州国際大付 福岡 4年ぶり4回目
長崎日大 長崎 3年ぶり5回目
神村学園 鹿児島 2年ぶり7回目
熊本工 熊本 9年ぶり22回目
沖縄尚学 沖縄 2年連続9回目
21世紀 高知農 高知 初出場
長崎西 長崎 75年ぶり2回目
日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人



13 6 6 7 6 7



14 21 15 16 16 17



5 5 11 9 10 8
 

ベスト8予想

ブロック 高校 予想 結果
帝京−沖縄尚学
阿南光−中京大中京
昨夏甲子園準優勝投手である末吉・新垣が残る沖縄尚学がリード。打線の援護がカギになりそうだ。16年ぶりに出場の帝京も戦力は整っている。初戦に勝てば上位進出も見えてくる。 中京大中京
(−)
八戸学院光星−崇徳
滋賀学園−長崎西
実力差は小さく横一線。好左腕・徳丸に捕手の新村と、バッテリーが安定する崇徳を本命に挙げたい。昨年の甲子園経験メンバーが残る滋賀学園は、土田・伴田の左右両投手が安定している。 八戸学院光星
(−)
横浜−神村学園
花巻東−智弁学園
激戦ブロック。昨年センバツ優勝校の横浜は注目選手がズラリと並ぶが、継投に失敗すると初戦敗退のリスクもある。東北大会優勝の花巻東は投手力に加え今年は打線も破壊力があり上位進出が狙える。 智弁学園
(−)
東洋大姫路−花咲徳栄
高知農−日本文理
打線に破壊力がある花咲徳栄が一歩リード。秋の関東大会では不調だったエース・黒川の出来次第だろう。東洋大姫路は秋の時点では投打に頼りない実力だったが、一冬越えて仕上げてくると見る。 花咲徳栄
(1)
北照−専大松戸
神戸国際大付−
九州国際大付
秋の神宮大会の優勝校と準優勝校が初戦で当たる。優勝校の九州国際大付と準優勝校の神戸国際大付は、秋の結果こそ大差となったが実力差はさほどない。両校とも投手陣の層が厚く、投手の調子次第となりそうだ。 専大松戸
(−)
近江−大垣日大
山梨学院−長崎日大
関東大会王者の山梨学院が本命。秋は登板が少なかった菰田が、一冬越えて投手としてどう成長しているか楽しみでもある。残る3校は横一線。小森監督就任後は初出場の近江は好投手・上田の投球に期待したい。 山梨学院
(1)
東北−帝京長岡
高川学園−英明
英明の冨岡、帝京長岡の工藤と、2人の好左腕の存在が光る。神宮大会で対戦して英明が勝っているが、実力差はほとんどないと言ってよい。他の2校も投手力があり、投手陣に注目したいブロック。 英明
(1)
三重−佐野日大
熊本工−大阪桐蔭
大阪桐蔭が中心となる。いわゆる低反発バット採用後は苦戦が続いている印象もあるが、今年も注目選手がズラリと並んでおり戦力は整っている。三重は多彩な継投に切れ目のない打線で総合力が高い。 大阪桐蔭
(1)


 

各試合予想

※勝つと予想した高校が上段となっています。

回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 沖縄尚学 3 沖縄尚学は昨夏甲子園優勝を経験した末吉・新垣が健在。昨秋はその疲労もあって調子を落とした時期もあったが、今春は問題ないだろう。帝京も左腕・仁禮を中心に投手力は高い。投手戦が予想され、終盤まで競った展開になればどうなるか分からない。 1−0のまま終盤を迎え、ミスが許されない中で沖縄尚学がまさかのエラー連発で逆転を許してしまった。継投も後手に回った印象。帝京が9回にスパッと投手を交代して逃げ切ったのとは好対照だった。 ×
帝京 4

中京大中京 3 秋の時点では両チームとも投手陣にやや不安を抱えていた。春に向けての成長ぶりと継投がポイントになる。火がついたときの打線の破壊力では中京大中京が勝るが、阿南光も打線に切れ目がなく、投手戦も打撃戦も考えられる予想しづらい試合。 両チームの投手陣が外角低めに球を集め、ランナーを許したとしても最少失点で粘るという渋い投手戦。結果的には、打線の破壊力が勝敗を分けた印象。松田の本塁打が非常に大きい。
阿南光 1

崇徳 6 崇徳の徳丸、八戸学院光星の北口と、どちらも絶対的エースを擁しており、この2人の調子が命運を握る。徳丸の投球で崇徳が勝利すると予想するが、八戸学院光星打線も数字には表れないしたたかさとしぶとさがある。球数が増えた終盤にどうなるか。 徳丸の調子があまり良くなく、球数が増えたタイブレークで力尽きてしまった。八戸学院光星はまさかの6失策を犯すも、崇徳打線がもう一歩攻めきれなかったのが敗因だろう。 ×
八戸学院光星 15

滋賀学園 5 滋賀学園は土田・伴田の左右2枚の投手が安定しており、打力で劣る長崎西としては機動力を絡めてしぶとく1点ずつもぎ取る必要がある。長崎西の熊も好投手だが、打線の援護があまり望めないので悪くとも2失点以内に抑える必要がある。 先発した土田の制球が良くなく、長崎西は機動力も絡めて序盤は点の取り合いとなったが、救援した伴田が徐々に落ち着いた投球を見せて逃げ切った。最少失点で凌いだことが生きた。
長崎西 4

横浜 0 好カード。優勝した昨年にも劣らない豪華戦力の横浜だが、好投手の織田の起用法がカギになる。負けるとすれば、継投に失敗した場合だろう。神村学園は切れ目がない強力打線で、その継投を崩す力がある。継投のタイミングが見どころになりそうだ。 神村学園先発龍頭は制球良く8回まで無四死球投球を続け、うまくタイミングをずらしてストライク先行で横浜打線に付け入るスキを与えなかった。序盤のピンチを防いだことで波に乗ったか。 ×
神村学園 2

花巻東 0 好カード。花巻東の萬谷、智弁学園の杉本と、左腕の好投手同士の対戦。一発長打よりも小技や機動力で得点していく試合展開を予想する。智弁学園は秋の公式戦で1試合平均2個近い失策を記録しており、守備力がどこまで改善されているかに注目したい。 両エースの見ごたえある投手戦だったが、花巻東打線は杉本の直球に最後まで手を焼き、攻略の糸口が全くつかめなかった。一方で智弁学園は萬谷のわずかなスキを逃さず、効果的に加点した。 ×
智弁学園 4

花咲徳栄 3 旧チームの好選手が抜けた東洋大姫路は、秋の時点では投打とも不安な戦力。しかし、そんな中で勝ち上がった岡田監督の手腕が不気味でもある。花咲徳栄が豪打で圧倒してもおかしくはないが、なんとなく接戦になりそうな予感がしている。 東洋大姫路先発の下山が制球良く低めに集め、花咲徳栄打線が5回までノーヒットと苦戦。しかし満塁からのエンドラン、内野ゴロの間に2点をもぎ取り、そしてこの点数を守り切った。
東洋大姫路 2

日本文理 8 21世紀枠の高知農は、明徳義塾を抑え込んだエース・山下の投球がカギとなるが、打線も一冬越えて磨きをかけている。日本文理は打線が強力だが、投手陣には不安もある。高知農としては先制点を奪い、接戦に持ち込めば試合はどうなるか分からない。 少しでも甘く入ると痛烈な長打を浴びせる日本文理は、要所でヒットエンドランなど足も絡めて攻め切った。山下は終盤にようやく調子を取り戻したが、試合前半の失点が痛かった。
高知農 1
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 専大松戸 4 北照は絶対的エース・島田が君臨するが、専大松戸は打線に破壊力を秘めている。専大松戸は投手力がやや不安、北照は最速149キロ右腕・中谷を含む2番手以降の投手に課題がある。投手陣の冬の成長ぶりと調子が勝敗を分けると予想する。 島田がチェンジアップなど変化球の制球に苦しみ、専大松戸が一気に4点を挙げて試合を決めた。専大松戸先発の門倉は、ピンチを迎えても慌てることなく、落ち着いてアウトを積み重ねた。
北照 0

九州国際大付 4 好カード。九州国際大付は秋4本塁打の牟禮がベンチ外となったが、これがどう影響するか。神宮大会3試合で5本塁打を放った神戸国際大付だが、本来はしぶとい打撃をする守備型のチームという印象。神宮大会とは違った、守り合いの接戦になると予想する。 両先発、そして2番手投手の好投で延長タイブレーク突入。面白い試合になったが、神戸国際大付はエラーがことごとく失点に結びつき、サヨナラの場面の外野手の守備位置もどうだったか。
神戸国際大付 3

近江 1 打撃力ではやや近江が上回り、近江の好投手・上田が大垣日大打線を抑え込むと予想するが、不確定要素があるとすれば大垣日大の好投手・谷之口だろう。秋は左ひじ故障の影響が残り万全ではなかったが、復活すれば面白い試合になりそうだ。 近江打線がもう少し打つと予想していたが、予想以上の素晴らしい投手戦で0−0のまま延長タイブレークへ。捕手高田への代打策を成功させた。4番打者でもある竹岡は188球の熱投を実らせた。 ×
大垣日大 2

山梨学院 5 強力打線の山梨学院が圧倒するという見方もできるが、接戦になるのではないかと考えている。好左腕・檜垣が君臨する山梨学院だが、不安定な面も大きい菰田をマウンドに引っ張り出せばどうなるか分からない。長崎日大としては檜垣攻略が勝利の条件だ。 山梨学院はエース・檜垣が登板不可、さらに菰田も負傷交代という厳しい台所事情の中、秋の公式戦登板が少ない3投手の継投で逃げ切った。初回の流れるような攻撃が見事だった。
長崎日大 3

帝京長岡 1 絶対的な好左腕・工藤を擁する帝京長岡と、秋の公式戦全9試合で継投した東北。スタイルは対照的だが、投手を中心とした守備のチームという点は共通しており、投手戦を予想する。両チームとも機動力も持ち合わせており、バッテリーの対策にも注目したい。 立ち上がりの工藤があまりにも悪すぎ、守備のタイムでも修正できなかった。ここまで悪いのは予想外。序盤でリードを奪った東北が、余裕を持って継投を成功させて逃げ切った。 ×
東北 5

英明 5 英明の左腕・冨岡、高川学園の右腕・木下、2人の好投手の投げ合いが楽しみ。秋はこの2人が長いイニングを投げたが、控え投手陣も優秀なので、継投が見られるかもしれない。木下の甲子園登板経験も捨てがたいが、冨岡の投球がわずかに上回ると予想する。 最終回に2失策が絡んで2点を返したとはいえ、高川学園は冨岡を最後まで攻略できなかった印象。予想通り、冨岡の投球が上回った。木下は好投していたが、突如乱れる悪癖が出てしまった。
高川学園 3

三重 2 佐野日大の好投手・鈴木は制球力があり与四死球が少ない。三重の強力打線にどう対峙するか。この鈴木が打ち込まれてしまうと佐野日大は苦しい。佐野日大としてはロースコアのほうが勝機を見出しやすいだろう。鈴木の好投が勝利の条件となりそうだ。 三重は先発した左腕・上田が制球良く打たせて取るピッチングで、佐野日大打線は最後まで攻略の糸口をつかめなかった。鈴木も好投したが、上田の投球があまりにも見事だった試合。
佐野日大 0

大阪桐蔭 4 大阪桐蔭の吉岡・川本の左右の好投手は能力が高い。打線は従来のようにパワーで押すわけではないが、切れ目がない。昨秋はミス絡みで大量失点する試合が2度あり、熊本工が突くとすればそこか。伝統の堅実な野球は健在だが、思い切った作戦も必要になる。 初戦はエースを先発させることが多い大阪桐蔭が川本を出したのはやや意外だったが、圧巻の投球としか言いようがない。打線が苦戦する間も、付け入るスキを与えなかったと言える。
熊本工 0
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
2回戦 帝京 4 1回戦では接戦を制した両チーム。この試合のポイントは、中京大中京エース・安藤の投球だろう。1回戦では要所を締めていたとはいえ、制球には改善の余地があった。力のある帝京打線が、安藤からある程度加点するのではないかと予想している。 安藤が中盤に打ち込まれたが、救援した太田が帝京打線の勢いを断った。対照的に提供は不安定な仁禮を思い切って4回で交代したが、その後も中京大中京打線の打棒が止まらなかった。 ×
中京大中京 9

八戸学院光星 5 1回戦では滋賀学園の土田・伴田の2投手の調子に不安を残した。本来の調子を取り戻せば好試合になりそうだ。一方で八戸学院光星も初戦では6失策を記録と不安要素はある。こちらの修正も当然重要となるが、八戸学院光星が打ち勝つと予想する。 滋賀学園は奥間先発は想定できたが、土田・伴田を出さずに完投させたのは予想外。奥間はよく投げたが、終盤に力尽きてしまった。八戸学院光星は落ち着いて継投を成功させた。
滋賀学園 4

智弁学園 2 好カード。智弁学園の杉本、神村学園の龍頭、両投手の投げ合いに期待したい。1回戦でよりスキの少ない投球をしていた杉本を買って智弁学園の勝利を予想するが、秋に続いて守備面に課題が残っており、ミスで試合が動く可能性もある。 守備面の懸念は杞憂だったか、お互いに好守備を見せ、ピッチャーは素晴らしい投球を見せた。タイブレークで決着がついたが、どちらに女神が微笑んでもおかしくなかった好試合。
神村学園 1

花咲徳栄 17 1回戦で接戦を制した花咲徳栄と、大勝した日本文理。花咲徳栄の投手力を考えると、日本文理は初戦のような長打攻勢は難しいだろう。また、初戦で3安打に終わった花咲徳栄打線が、この試合ではある程度目を覚ますものと予想している。 雨中の試合で花咲徳栄がいつも通りプレーしたのに対し、日本文理は5失策の上に投手陣が与四死球12と乱れたのは残念。せめてもう少し早く投手を交代したらどうなっていたか。
日本文理 0

山梨学院 3 山梨学院は檜垣のコンディションが重要だが、大垣日大も1回戦では守備から途中出場していた谷之口の登板可否が気になる。菰田を欠く山梨学院打線だがある程度得点することが予想されるので、大垣日大打線が点の取り合いに持ち込めるかどうかが全てだろう。 大垣日大はソロ本塁打で先制するも、後が続かず打線が抑え込まれた。先発した谷之口が好投して山梨学院打線を抑え込んだが、球数がかさんで終盤に力尽きた。両校力を尽くしたと言える試合。
大垣日大 1

英明 6 英明の先発投手は松本倫も考えられるが、1回戦で完投した冨岡か? 初戦と同様の調子なら東北打線も打ちあぐねそうだ。1回戦で好投手を攻略した英明打線は、東北の継投を打ち砕くことができると予想する。東北としては点の取り合いに持ち込みたい。 予想に反して英明の先発投手は松本倫で、それならもう少し東北打線が点を取るかと思ったが、けん制で2度走者を刺すなど落ち着いていた。英明打線の力強さは想像通りだった。
東北 3

大阪桐蔭 6 大阪桐蔭は初戦登板がなかったエース・吉岡の先発か? 1回戦で三重は2点止まりとはいえ、打線は悪くなかった。大阪桐蔭打線が抑え込まれるようだと、苦しい試合になりそうだ。三重は先制点を挙げ、継投で逃げ切るような試合展開にできれば勝機がある。 三重は先発した吉井が乱調だったが、投手陣の層が厚いのだからもっと早く継投していたらどうだったか? 一方大阪桐蔭も先発吉岡をだいぶ引っ張ったが、辛くも逃げ切った試合。
三重 5

九州国際大付 3 1回戦で好投した専大松戸エース・門倉の投球がポイント。九州国際大付は組み替えた打線のつながりは悪くないので、調子次第では試合が傾く恐れもある。しかし接戦になるものと予想する。専大松戸としては、初戦のように打ち勝つ展開にしたい。 試合順序変更。九州国際大付は序盤のチャンスで最少得点しか奪えず、専大松戸打線に呑み込まれてしまった印象。専大松戸はチャンスを確実に生かし、残塁が少なかった。 ×
専大松戸 8
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準々決勝 中京大中京 2 2回戦では安藤がKOされた中京大中京だが、救援の太田が好投したのは好材料。一方で八戸学院光星は2回戦で継投を成功させているが、中京大中京打線を北口1人で抑えきるのはかなり難しい。ある程度点の取り合いになり、そして中京大中京が打ち勝つと予想したい。中京大中京は、まだ甲子園で登板機会がない大須賀の出番があるかどうかに注目している。 中京大中京は安藤、八戸学院光星は岩崎が先発。初回の攻防を見た時は点の取り合いになるかと思われたが、2回以降は両投手とも立ち直って、予想とは違って投手戦へと進んでいった。とりわけ八戸学院光星は4回以降ランナーが出ず、強力打線を完全に抑えきった。
八戸学院光星 1

花咲徳栄 8 智弁学園の杉本は2試合連続で好投を見せたが、延長タイブレークを投げ切って中1日ということで水口の先発も考えられる。2回戦で17得点の攻撃力が際立つ花咲徳栄だが、投手力も高い。またエース・黒川は2回戦では88球で温存に成功しているのも大きい。花咲徳栄の勝利を予想したが、智弁学園は打線が5点前後の援護点を取れば十分に勝機はある。 花咲徳栄が智弁学園の3投手から2回までに8点を奪ったが、3回から救援した杉本が気合の入った投球で流れを引き寄せた。黒川の先発回避は分かるが、6点目を取られた時点で黒川投入で良かったのではないだろうか。智弁学園は見事な8点差大逆転勝利となった。 ×
智弁学園 12

山梨学院 1 菰田は出場不可で檜垣の状態に不安が残る山梨学院。台所事情は苦しく、好調の専大松戸打線が山梨学院をも呑み込んでも何ら不思議はない。しかし連戦の中、専大松戸は門倉以外の投手だと不安が残る。門倉が救援の場合は試合前半に、門倉が先発の場合は試合後半に山梨学院にチャンスがありそうだ。関東大会のように、打撃戦を山梨学院が制すると予想する。 再三チャンスを作った山梨学院だが、重盗失敗・スクイズ失敗・送りバント失敗・ダブルプレー・ライナーゲッツーなどなどが重なり、あと一本が出ず打線がつながらなかった。専大松戸としては、先発した門倉が決定打を許さずよく粘って投げ抜いたと言える。 ×
専大松戸 2

大阪桐蔭 4 2回戦では大阪桐蔭は川本、英明は冨岡を完全に温存することに成功した。連戦となるこの試合では、この2投手の先発が予想される。2回戦では両チームとも打線が活発だったが、この試合は投手戦になりそうだ。特に川本のほうは、よほど1回戦と別人の出来でない限りは、打ち崩されるイメージがわかない。川本は悪くとも2失点以下に抑えると予想する。 大阪桐蔭の小川先発はやや意外な起用。英明は初回に2点先制したが、その後は攻めあぐねた。川本に交代した後の7回に同点に追いつくも、無死満塁のチャンスのライナーゲッツーが勝敗の分かれ目になった。同点止まりに抑えたことが大阪桐蔭の勝利につながった。
英明 3
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準決勝 智弁学園 2 智弁学園は杉本、中京大中京は安藤が多くのイニングを投げており、中1日の休養だけでは回復は望み難い。とりわけ智弁学園としては、準々決勝でかなりの力投を見せたので、球数以上に消耗している可能性がある。さらに杉本以外の投手陣にも大いに不安を残した。杉本以外の投手の先発はかなり勇気がいるだろう。それでも、好調な打線がある程度の失点はカバーすると見て、智弁学園勝利を予想したい。 序盤に杉本の直球を狙い打ちにして先制した中京大中京だったが、智弁学園バッテリーが配球を修正したこともあり、追加点を取り損ねた。中京大中京はおそらく試合前のプラン通り、6回から安藤から太田へ継投したが、安藤を打ちにくそうにしていた智弁学園としては助かったか、逆転に成功した。
中京大中京 1

大阪桐蔭 3 専大松戸は中1日で門倉の先発になりそうだが、大阪桐蔭の起用は読みにくい。背番号1は吉岡だが、2回戦の調子では起用にかなり不安が残る。専大松戸としては、川本が救援登板だった場合は川本が出てくる前にリードを奪いたい。大阪桐蔭打線は準々決勝でようやく本塁打が出たが、長打さえ気を付ければ抑えることも十分可能だ。疲労はあると思うが、門倉が3失点以下に抑えれば勝機が出てくる。 大阪桐蔭は吉岡が先発だったが、序盤にやや制球がばらついていたもののしっかり立て直した。球速を抑えめにして制球重視の内容で好投し、この試合の勝因にもなった。専大松戸は小林先発から門倉へ継投し、積極的な走塁と勝負どころの長打で互角に渡り合ったが、大阪桐蔭の守備力がわずかに上回った。
専大松戸 2
決勝 大阪桐蔭 7 智弁学園は杉本以外の投手陣の不安が全く消えていないだけに、杉本先発で行けるところまで行くのではないだろうか。131球で球数制限に引っかかるので、完投できるかどうかは微妙だ。一方の大阪桐蔭は、準決勝で背番号1の吉岡が好投を見せ、川本以外の投手にもめどが立った。この差は非常に大きい。大会序盤は直球に球威があった杉本だが、準決勝ではその直球が痛打を浴びている。綿密に杉本対策を講じれば、大阪桐蔭打線なら打ち崩すことも可能だろう。智弁学園としては、失点は覚悟で点の取り合いに持ち込めるかどうか。 やはりというか、先発した杉本は制球が安定せず、ストライク・ボールがハッキリしているところを大阪桐蔭打線に見極められ、甘い球は的確にはじき返された。それでも随所で良い球を投げ込んだのは見事だった。大阪桐蔭の川本は直球も変化球もスキがなく、好調な智弁学園打線もよく食らいついたが、3点取られたとはいえ川本は最後まで崩れる気配がなかった。
智弁学園 3


 

大会を終えた感想

 21/31で、的中率は.677。大会序盤はけっこう外してしまったが、中盤以降は持ち直して、終わってみれば昨年の的中数より1つ少ないだけで持ちこたえた。

 指名打者(DH)採用初年度となった今大会は、いわゆる低反発バット採用から3年目。新3年生は、入学時から低反発バットを使い続けた世代に当たる。昨年以上にバットに対応したことが見て取れ、本塁打数は一昨年3本、昨年6本に対し、今年は9本に増えた。これはバット変更前の2021年と同じ本数だ。長打が増えたことで、外野が極端な前進守備を敷くシーンは減った印象である。

 優勝したのは大阪桐蔭(大阪)。春は4年ぶり5回目の優勝で、夏を含めると10回目の優勝となった。春夏合計10度の優勝は、中京大中京(愛知)の11回に次ぐ数字である。気が早いかもしれないが、この記録超えが視界に入ってきたと言えよう。

 低反発バットに対応できていない、という一部の批判を完全に封じ込めてみせた優勝劇だ。5試合で本塁打は1本、チーム打率は.263と平凡な数字が並ぶが、2回戦から準決勝まで3試合連続で1点差ゲームを物にした勝負強さが光る。数字上は6失策だが、投手を中心に守り勝った印象が強い。夏は守りだけで勝つのは難しいので、また違った戦い方…もしかしたら以前のような打ち勝つ野球を見せてくれるかもしれない。



 

管理人が選ぶ印象に残った試合

順不同で、春は5試合ピックアップします。あくまで「印象に残った試合」なので、接戦の好ゲームとは限らず、大差ゲームであることもあります。5試合に絞ってはいますが、もちろんほかにも良いゲームはたくさんあります。

  • 1回戦 花咲徳栄3−2東洋大姫路
  • 7回まで1安打無得点に抑えられていた花咲徳栄。しかし8回表、1アウト満塁フルカウントの場面でヒットエンドランを敢行、内野ゴロの間に2塁走者まで生還するなど、この回3得点を挙げて逆転に成功した。

  • 1回戦 九州国際大付4−3神戸国際大付(延長11回タイブレーク)
  • 神宮大会では10点差で九国が勝っているカード。しかしこの試合は投手戦で延長タイブレークに突入。11回表に神国が犠飛で1点を勝ち越すも、その裏九国が2死1、3塁、カウント1−2から二塁打で逆転サヨナラ勝ち。

  • 準々決勝 智弁学園12−8花咲徳栄
  • 両校ともエースがベンチスタート。花咲徳栄は2回までに8点を先行するが、智弁学園打線が火を噴き少しずつ追い上げ、5回裏に早くも逆転した。3回から救援したエース・杉本の気迫の投球が逆転を生んだと言える。

  • 準決勝 大阪桐蔭3−2専大松戸
  • 試合は1点を争う投手戦に。大阪桐蔭が先行し、専大松戸が2度追いつくも、逆転は許さない。追いつかれた直後の8回裏、大阪桐蔭は無死2塁で送りバント、内野ゴロの間に決勝点。泥臭い野球で接戦を制した。

  • 決勝 大阪桐蔭7−3智弁学園
  • 智弁学園先発杉本は、調子が悪い中でも随所で光る投球を何度も見せつけた。智弁学園打線は大阪桐蔭先発川本に必死に食らいつき、3点をもぎ取った姿勢が印象深い。最後は差が開いたが、好試合だったと言える。