2021(令和3)年 春のセンバツ予想



出場校評価  ベスト8予想  各試合予想  大会を終えた感想  管理人が選ぶ印象に残った試合  

出場校評価

地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中 日 管理人
北海道 北海 北海道 10年ぶり13回目 B B A B B B
東北 仙台育英 宮城 2年連続14回目 A A A A A A
柴田 宮城 初出場 C C B C C C
関東 健大高崎 群馬 2年連続5回目 B A A A A B
常総学院 茨城 5年ぶり10回目 B A A A B A
専大松戸 千葉 初出場 C B B C B C
東海大甲府 山梨 5年ぶり6回目 B B B C B B
東海大相模 神奈川 2年連続12回目 A A B B A B
東京 東海大菅生 東京 6年ぶり4回目 A A A A A A
北信越 敦賀気比 福井 5年ぶり8回目 B B A A B B
上田西 長野 初出場 B B B B B B
東海 中京大中京 愛知 2年連続32回目 A A A A A A
県岐阜商 岐阜 2年連続30回目 A A B B A B
地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中 日 管理人
近畿 智弁学園 奈良 2年連続14回目 A A A A A A
大阪桐蔭 大阪 2年連続12回目 A A A A A A
市和歌山 和歌山 2年ぶり7回目 A B B B A B
京都国際 京都 初出場 C B B C B C
神戸国際大付 兵庫 4年ぶり5回目 B B B C B B
天理 奈良 2年連続25回目 B B B B B B
中国 広島新庄 広島 2年連続3回目 B B A A B B
下関国際 山口 3年ぶり2回目 B B B B B C
鳥取城北 鳥取 2年連続3回目 C B B C C C
四国 明徳義塾 高知 2年連続20回目 B B A B B B
聖カタリナ 愛媛 初出場 C B B B C B
九州 大崎 長崎 初出場 B B B B B B
福岡大大濠 福岡 4年ぶり5回目 B B B B B B
明豊 大分 3年連続5回目 B B B B B B
宮崎商 宮崎 52年ぶり3回目 C C B B B C
21世紀 八戸西 青森 初出場 C C C C C C
三島南 静岡 初出場 C C C C C C
東播磨 兵庫 初出場 C B C C C C
具志川商 沖縄 初出場 C C C C C C
日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中 日 管理人



A 8 9 11 9 9 6



B 14 18 17 13 16 16



C 10 5 4 10 7 10

 

ベスト8予想

ブロック 高校 予想 結果
A 神戸国際大付−北海
明徳義塾−仙台育英
高いレベルで実力が拮抗したブロック。仙台育英は投打の充実に加え、今年は機動力もあり他校には脅威。北海のエース・木村は完成度の高い好投手。明徳義塾は派手さはないものの基本に忠実な好チームだ。 仙台育英
(1)
B 健大高崎−下関国際
宮崎商−天理
関東大会王者・健大高崎は、昨秋故障のため不在だったエース・今仲が復帰すればピースが埋まるが、その他の投手もレベルが高い。天理は攻撃力もあるが、大型右腕・達の出来が命運を握る。 天理
(2)
C 三島南−鳥取城北
東海大相模−東海大甲府
関東勢の東海対決が見もの。東海大相模は個々の能力が高く、とりわけ石田は注目の好投手。機動力を生かした厚みのある攻撃も健在。昨秋はその東海大相模を破っている東海大甲府は守りのチームだが攻撃力もある。 東海大相模
(1)
D 具志川商−八戸西
福岡大大濠−大崎
九州勢3校が顔を並べる。大崎は、佐世保実などで実績のある清水監督が就任して力をつけている。打力を磨けば上位進出も見える。秋はその大崎に敗れた福岡大大濠は、エース・毛利の制球力改善で8強をうかがう。 福岡大大濠
(2)
E 明豊−東播磨
市和歌山−県岐阜商
実力校が揃うブロック。もう一方のカードの潰し合いを尻目に、投手力の高い明豊がスルスルと勝ち上がるか。県岐阜商と市和歌山はどちらも投打に注目選手を揃え、楽しみなカードだ。 明豊
(1)
F 智弁学園−大阪桐蔭
広島新庄−上田西
大阪桐蔭は昨秋智弁学園に敗れているものの、それは参考外だろう。今年も個々のレベルが高く優勝候補の一角だ。近畿大会を制した智弁学園も総合力が高く、初戦で大阪桐蔭を返り討ちにすれば上位進出が見える。 智弁学園
(2)
G 東海大菅生−聖カタリナ
柴田−京都国際
東海大菅生が頭一つ抜けている。昨秋は怪我のため不出場だった榮が復帰すれば、高い攻撃力がいっそう強化されそうだ。聖カタリナ学園は絶対的エース・櫻井の出来次第では強豪校を食うことも十分可能である。 東海大菅生
(1)
H 常総学院−敦賀気比
中京大中京−専大松戸
中京大中京は最速151キロ右腕・畔柳が君臨。攻撃力も高くこのブロックの本命だが、常総学院も差はない。さらに敦賀気比も8強を狙える戦力で、気が抜けないブロックである。 中京大中京
(1)


 

各試合予想

※勝つと予想した高校が上段となっています。

回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 北海 2 北海の木村、神戸国際大付の阪上、両エースによる投手戦に期待したい。木村は春の時点では相当打ちにくい好投手だ。阪上は昨秋痛めた右ひじ痛から回復途上で、早い日程はあまり好ましくないかもしれない。投手戦を北海が制すると予想する。 先行した北海に対し、神戸国際大付が早めの継投で北海の追加点を阻み、泥臭く点を挙げて追いついた。木村は中盤まで貫禄のピッチングを見せるが、終盤は球が高めに浮き球威も落ちていた。 ×
神戸国際大付 3

仙台育英 1 攻撃力の差で仙台育英がやや有利。仙台育英は打撃力もさることながら機動力もあり、初戦に強い明徳義塾としてもやりにくい相手。明徳義塾は投手力では負けておらず、堅守も光る。エース左腕・代木を中心にロースコアで守り勝つ展開が理想的か。 盗塁こそ記録されていないが、仙台育英が足を絡めた積極野球で押し切った。仙台育英の余裕を持った継投に対し、明徳義塾打線はわずか1安打。終始仙台育英ペースの試合だったと言える。 ○
明徳義塾 0

健大高崎 6 2019年3月に葛原コーチがチームを離れた健大高崎だが、昨秋公式戦でも27盗塁で機動破壊の旗印は引っ込めていない。長打力も凄まじい。一方下関国際も28盗塁を記録しており、機動力対決になりそう。下関国際としては、機動力よりも長打を防げるかがカギ。 併殺打などで健大高崎の失点を食い止めていた下関国際だが、結果的に6点中5点を長打で失っており、長打攻勢は防ぎきれなかった。2失策が4失点につながった8回裏の守備も惜しまれる。 ○
下関国際 2

天理 7 天理のエース・達は昨秋、連投となった大阪桐蔭戦以外は安定していた。宮崎商が4点以上取るのは難しいと思うので、どれだけ失点を抑えるかがポイント。エース・日高が昨秋のような制球力を発揮できれば接戦になりそうだが、甘いコースは許されない。 日高は中盤まで最少失点で食い止めていたが、天理打線は的確にボール球を見極め、甘い球を痛打して突き放した。達はやや制球がばらついていたものの、走者を出してから踏ん張った。 ○
宮崎商 1

鳥取城北 6 鳥取城北がやや有利。両校ともエースが打たせて取るタイプだが、三島南の守備力にやや不安がある。三島南としては、ある程度失点することが予想されるので、機動力も絡めて何としても点の取り合いに持ち込みたい。打線が抑えられると大差負けもある。 三島南は先制点を挙げたが、鳥取城北のエース・広田が粘り強く踏ん張った。鳥取城北がバント処理のミスから逆転に成功し、終盤に長打攻勢で突き放すが、それも広田の力投があってこそだろう。 ○
三島南 2

東海大相模 3 昨秋の関東大会では投手戦を東海大甲府が制しているが、この試合も投手戦が予想される。例年だと機動力を絡めた積極攻撃が持ち味の東海大相模だが、今年の攻撃力は少し落ちる印象。しかしエース左腕・石田の安定感が抜群で、リベンジを予想する。 期待以上の素晴らしい投手戦。東海大相模は意表の石川先発が当たり、さらに8回裏は同点こそ許すが、好送球で逆転は許さなかった。東海大相模が総合力で守り勝ったという感想である。 ○
東海大甲府 1

具志川商 8 21世紀枠対決。どちらかと言えば点の取り合いになると予想する。具志川商の二遊間の守備は素晴らしいが、ここでミスが出ると波に乗り損ねそう。具志川商としては、守りのミスを最小限に食い止めて継投策で逃げ切る試合展開が理想的。 具志川商がミスを最小限に抑え、余裕を持った継投に成功。逆に八戸西は具志川商の積極的な走塁に押され、ミスを重ねてしまった。具志川商は2回表に好返球で先制機を防いだのも大きい。 ○
八戸西 3

大崎 1 昨秋九州大会決勝と同一カードで、その時は大崎が勝っている。春夏通じて甲子園初出場の大崎だが、総合力は高い。投手戦を予想するが、福岡大大濠のエース・毛利の制球力がカギ。昨秋のように無駄な走者を出すと致命傷になりそうだ。 毛利は無駄な走者を出さず、直球は球速以上の球威があり、昨秋からの成長を感じさせた。大崎のエース・坂本は調子があまり良くない中でバックの好守もあってよく粘ったが、及ばなかった。 ×
福岡大大濠 2
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 明豊 10 昨年は交流試合のみとはいえ、3年連続出場の明豊は経験豊富。しかし東播磨は21世紀枠とはいえ実力がある。命運を握るエース・鈴木が明豊打線にどう立ち向かうか。ロースコアなら東播磨にも十分勝機はあるが、明豊は投手力も高い。 両校合計21四死球の大乱戦。両校とも早いイニングでの継投を余儀なくされたのは想定外だと思うが、そのような中でも明豊は投手陣の層の厚さ・打撃力・好守備を見せつけた試合だった。 ○
東播磨 9

県岐阜商 0 好カード。市和歌山は投の小園、打の松川が、県岐阜商は投の野崎、打の高木がいずれもプロ注目選手。彼らの調子もさることながら、周りを固める選手がどう絡むかが重要。読みにくい試合だが、選手層の厚さで県岐阜商が上回りそうだ。 好投手・小園に対し、打席途中での代打を2度送るなど手を打った県岐阜商。しかし好投していた先発野崎への代打が裏目に出て、市和歌山が2番手松野の乱調にうまく付け込み試合を決めた。 ×
市和歌山 1

大阪桐蔭 6 昨秋近畿大会決勝と同一カードで、その時は智弁学園が勝っている。とはいえ、すでにセンバツ出場を確定させた後の試合なので参考外だろう。例年ほど圧倒的なプロ注目選手がいるわけではないが、選手層の厚さで群を抜く大阪桐蔭が有利と見る。 大阪桐蔭先発松浦は立ち上がり乱調で4失点するが、2回以降立ち直った松浦に代打を起用した采配が裏目に出て失点を重ねる。逆に智弁学園は6回裏に意表のバスター攻撃が成功し試合を決めた。 ×
智弁学園 8

広島新庄 1 昨秋は強豪との対戦が続き失点が増えた上田西だが、数字ほど投手陣は悪くない。しかしそれを差し引いても、広島新庄の投手陣が上回りそうだ。広島新庄が3失点以内に抑え、打線もしぶとく加点して逃げ切るような試合展開を予想している。 12イニング戦って両校無失策、四球は合計わずか2つ。期待以上の投手戦となったが、1人で投げていた上田西先発の山口が最後に力尽きた。タイブレーク突入寸前のサヨナラ劇となった。 ○
上田西 0

東海大菅生 4 東海大菅生がやや有利。東海大菅生は投打に力がある。エース・本田は左肩のコンディション不良から順調に回復している。聖カタリナ学園は春夏通じて初出場だがやはり力はあり、エース・櫻井の投球で接戦に持ち込めば勝機が見えてくる。 高めに抜けたスライダーを2本塁打されたが、櫻井はそれ以外はよく投げていた。本田が万全でなく登板できない東海大菅生に対し聖カタリナが終盤猛反撃を見せるが、あと一歩及ばなかった。 ○
聖カタリナ 3

京都国際 5 柴田の絶対的エース・谷木の調子が勝敗を左右しそうだ。柴田は攻撃力もあるので、谷木が万全なら優位に試合を運ぶことも可能。しかし、京都国際の森下・平野の左右2枚看板が柴田打線を抑え、接戦を競り勝つことができると予想した。 谷木がよく抑えていたが、犠打処理のミス2つに付け込んで逆転。追いつかれて延長に突入するが、積極果敢な攻撃で京都国際が再び突き放した。2回以降に追加点を与えなかったのも大きい。 ○
柴田 4

常総学院 9 好カード。両校ともレベルが高いが、常総学院が投打とも少しずつ上回ると見る。両校とも秋の段階では絶対的な主砲は不在で、本番までに打順が変わる可能性もある。秋の打順に固執せず、調子によっての入れ替えが求められ、監督の采配も重要になる。 4点を先制した常総学院だが、敦賀気比は秋登板なしの本田がよく踏ん張った。その後常総学院のミスなどで同点に追いつくが、9・10・12回裏のサヨナラのピンチを凌いだのが勝因になった。 ○
敦賀気比 5

中京大中京 2 総合力で中京大中京が上回る。畔柳・原と投打に絶対的な柱を抱え、脇を固める選手も強力な中京大中京には死角は少ない。専大松戸の右横手投げエース・深沢が中京大中京の上位打線の左打者を抑え込むことができれば、面白い試合になりそうだ。 深沢が中京大中京の上位打線を封じ、素晴らしい投手戦となる。秋出場なしの櫛田の一打で試合が決まったが、際どい勝負。安打数では上回った専大松戸だが、畔柳が要所でしっかり抑えた。 ○
専大松戸 0
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
2回戦 仙台育英 13 攻撃力の差で仙台育英がやや有利。初戦では打線にややつながりを欠いたものの、自分たちの野球ができていた仙台育英。つながりだすと厄介だ。神戸国際大付が初戦のような早めの継投で失点を防げば好試合になりそうで、継投策に注目したい。 初戦よりも後手の継投になった神戸国際大付だが、それより仙台育英の積極攻撃がこの試合ではよくつながった。初戦で投げた主戦の伊藤・古川を温存し、仙台育英としては盤石の勝利となった。 ○
神戸国際大付 5

健大高崎 0 健大高崎は初戦で秋完投ゼロの高松が完投勝利。この試合は継投が予想されるが、先発投手も含めて読みにくい。天理打線は相手がどの投手でもある程度は対応できるが、問題はエース・達の投球。初戦の内容だと、今度は呑み込まれてしまいそうだ。 先発投手が読みにくい中、天理打線は予想通りしっかりと対応した。達は相変わらず制球に苦しむ場面は見られたが、初戦よりも球威があり、中盤まで温存したフォークも冴えわたった。 ×
天理 4

東海大相模 1 東海大相模がやや有利。初戦では好投手相手に11イニングで3得点に終わっているが、東海大相模は攻撃力がある。鳥取城北のエース・広田の投球はもちろんだが、初戦3失策の守備陣も重要。余計な走者を出すと大量失点にもつながりかねない。 鳥取城北は意表の山内先発で、情報が少ないこともありよく抑えた。東海大相模は積極的に仕掛けるがなかなか打線がつながらない。ただ、こういう試合を制したのは大きいとも言える。 ○
鳥取城北 0

福岡大大濠 8 初戦で11安打8得点で走塁も光った具志川商だが、福岡大大濠の毛利が初戦と同様の調子であれば、簡単に走者を出すことができないと考えられる。福岡大大濠が、初戦では顕在化しなかった具志川商の弱点を露呈させることができるかどうか。 具志川商はこの試合でも自分たちの野球を貫き、毛利はイライラして自分を見失う場面も見られた。延長戦で突き放されはしたが、21世紀枠の具志川商はあわやの場面も作ってよく健闘した試合。 ○
具志川商 4

市和歌山 1 初戦で投手戦を制した市和歌山と、乱戦で打ち勝った明豊の対戦。小園が安定する市和歌山がやや有利だが、明豊の投手陣が本来の実力を発揮すれば接戦になることが予想され、この試合でも明豊が打ち勝つ展開は十分に考えられそうだ。 明豊投手陣が本来の力を発揮すればこうなる、という試合展開。同点に追いついた市和歌山だったが、4番田中の不振が響いて追加点を取り損ねた。明豊は継投も代打もうまくいき采配でも上回った。 ×
明豊 2

智弁学園 5 プロ注目選手を多数擁する大阪桐蔭を撃沈した智弁学園は勢いに乗っている。ただし初戦では投手陣の調子にやや不安が残った。初戦では12イニングで1得点の広島新庄だが、智弁学園投手陣が不安定であれば、打ち崩すだけの力は持っている。 智弁学園は先発した小畠が安定しており、先制こそ許したものの逆転した後は安定した試合運びを見せる。智弁学園は持ち味の強打を発揮し、広島新庄が得意とする継投策もうまく決まらなかった。 ○
広島新庄 2

東海大菅生 5 総合力で東海大菅生が上回る。ただし東海大菅生はエース・本田のコンディションに不安があり、さらに初戦では変化球でストライクが取れずに苦労した。京都国際はある程度失点する可能性が高いので、弱点を突いて打撃戦に持ち込みたい。 本田が先発できない東海大菅生は焦りからか? 攻撃面でのミスが相次ぎ京都国際としては会心の試合になるはずが、好投した森下の交代機を見失った。東海大菅生の代打策がわずかに上回った試合。 ○
京都国際 4

中京大中京 15 好カード。初戦で期待通りの好投を見せた中京大中京エース・畔柳の調子を買いたいが、打線が眠ったままだと苦しい。常総学院は初戦では投手陣がやや不安定で、再三サヨナラ負けのピンチにさらされ続けた。復調するかどうかがカギ。 不安定な常総学院の投手陣が完全に呑み込まれ、中京大中京打線は本来の実力を見せた。さらに守りのミスなども重なり、予想外の大差となる。下位打線まで当たりが出た中京大中京が万全の勝利。 ○
常総学院 5
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準々決勝 仙台育英 3 打力のあるチーム同士の対戦だが、2試合連続でエース・達が完投した天理に比べ、2回戦で主戦投手である伊藤・古川を温存した仙台育英のほうが投手陣の余力では有利だ。天理としては、仙台育英の先発が不調であれば継投される前に早めに叩き、達が粘り強く投げ抜けば十分勝利も可能である。また仙台育英の機動力攻撃を防いで出鼻をくじきたい。 天理が仙台育英先発古川を速攻で叩き、救援したエース・伊藤も粉砕。伊藤は2失策以降に急にリズムを乱したようにも見えた。制球が定まらない達に対して仙台育英は待球策で迎撃したが、走者を出してからの達は落ち着いており、援護をもらった後に調子を上げた。 ×
天理 10

東海大相模 8 2試合で4得点に終わっている東海大相模打線が目を覚ますかどうかが最大のポイント。福岡大大濠は馬場の先発起用もあるか? 東海大相模としてはどちらかと言えば不本意な試合展開が続いているとはいえ、ロースコアの接戦を勝ち抜くだけの投手力・守備力を持っていることはすでに証明済みだ。福岡大大濠としては、機動力より長打を防ぎたい。 福岡大大濠は馬場が先発するが、初回から立て続けに長打を浴び、眠れる獅子を叩き起こしてしまう結果に。大量リードをもらい東海大相模のエース・石田は安定した投球。6点差をつけられた2回以降はほぼノーチャンスで、予想以上の大差となってしまった。 ○
福岡大大濠 0

智弁学園 4 両校とも1回戦で乱戦を制し、2回戦では落ち着いたゲームで競り勝っている。両校とも打力があり、投手起用が最初のポイント。智弁学園は、2回戦で登板のないエース・西村の先発が予想されるが、明豊としてはこの西村から3〜4点程度奪いたい。智弁学園はある程度得点を挙げそうなので、西村を打ちあぐねた場合は明豊がかなり苦しくなりそうだ。 西村の不調は、初戦の内容を見る限りではある程度予想されたので早めに代えてくると思ったが、5点取られるまで引っ張った。明豊投手陣も不調で苦しい防戦を余儀なくされたが、レフト阿南の超ファインプレーが出て、悪い空気を一気に吹き飛ばしたのが大きい。 ×
明豊 6

中京大中京 6 1回戦最後に登場した中京大中京としては、そろそろ球数制限が気になる時期で、柴田の先発もあり得る。東海大菅生はエース・本田が、完投は無理でも登板の目処はたったと言える。しかし2回戦を逆転サヨナラで勝ったとはいえ、打線が湿っているのは懸念点。東海大菅生の長打は怖いが、そこさえ封じれば中京大中京のほうがチーム状態的に有利だろう。 今大会初先発した本田だったが、立ち上がりに制球が定まらないうえ、自らの犠打悪送球で先制点を与え波に乗れなかった。中京大中京は準決勝以降の球数制限を覚悟のうえでエース・畔柳が先発するが、怖い東海大菅生の長打を完全に封じ、危なげない勝利となる。 ○
東海大菅生 0
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準決勝 天理 0 天理はエース・達がほぼ1人で投げ抜いているが、日程に恵まれ球数制限の問題はほとんどなく、この試合も先発が予想される。どの試合でも球がやや荒れ気味ではあるがそれが功を奏する場面も多く、走者を出してから粘り強い。攻略される可能性もあるが、準々決勝で8得点の東海大相模打線をある程度抑えられると予想する。一方東海大相模はどの投手が先発するか読みにくいが、石田以外が天理打線を抑えるのは難しいかもしれない。 天理は達が脇腹の違和感により登板できなかったのは想定外だが、それ以上に石田の好投が全てと言える試合。攻略の糸口さえつかめず、ここまであらゆる投手を攻略してきた天理打線が完全に沈黙した。逆に言えば、石田を先発完投させた門馬監督の采配が適切だったとも言うことができる。 ×
東海大相模 2

中京大中京 4 中京大中京は球数制限により、エース・畔柳はこの試合を完投できない恐れがあるので、柴田の先発か? 明豊は球数制限の心配こそないが、3人の投手陣はいずれも登板してみないと分からず、絶対的な信頼感がない状態。明豊投手陣の調子次第で試合展開はガラリと変わりそうだが、中京大中京打線は最低5〜6点は挙げると予想する。この試合でもクリーンアップが出塁して下位打線に回りやすそうで、下位打線の打撃がカギとなる。 畔柳は先発を回避して救援するが、アクシデント? で途中降板。中京大中京の苦しい台所事情を突いた形だが、それができたのはレフト阿南がまたしても見せた好守、先発した太田がチェンジアップを見せ球に直球で三振を取る力投があってのもの。明豊は春夏通じて初の決勝進出となった。 ×
明豊 5
決勝 東海大相模 3 この試合も明豊投手陣の調子が勝敗を左右すると思われる。もちろん2回戦や準決勝のような好投があれば、少ない失点に抑えることは十分可能だ。東海大相模はエース・石田が2試合連続完封中で今大会いまだ無失点。球数制限の影響はあまりないものの疲労は懸念される。それでも石田が先発して明豊打線をある程度抑えると予想するが、別な投手が先発すれば全く違う展開になる。準々決勝以外はあまり得点できていない東海大相模に対し、明豊は今大会無失策の堅守で立ち向かい、ロースコア勝負に持ち込みたい。 東海大相模は石川、明豊は前の試合に続き太田が先発。両チーム合計で22残塁を記録しているが、拙攻というよりはチャンスでの投手の踏ん張り、好守、良い当たりが野手の正面を突く、ピッチャーライナーの好捕といったさまざまな要素が絡み合ってのもの。最後までどちらに勝利の女神が微笑むか分からず、決勝にふさわしい見ごたえのある試合だったように思う。 ○
明豊 2


 

大会を終えた感想

 21/31で、試合ごとの的中率は.677。昨年は新型コロナウイルスの影響で甲子園交流試合のみの実施で、2年ぶりの大会。一昨年センバツと全く同じ的中率となった。

 昨年は中止だったため一昨年(2019年)と比較すると、打率.257・19本塁打だったのが打率.239・9本塁打となり、投高打低が顕著だった。一方で暴投が25から45に激増したが、これは投手の変化球が鋭すぎたせいなのか?

 優勝したのは東海大相模(神奈川)。春は10年ぶり3回目の優勝、夏を含めると5回目の甲子園優勝である。神奈川県勢は春7回目の優勝で、夏を含めると14回目の甲子園優勝。いずれも大阪・愛知に次ぐ3位の記録だ。

 5試合で17得点、1本塁打、チーム打率.272はいずれも平凡かもしれない。しかし1失策の堅守、エース・石田を中心とした安定した投手起用が際立った。5試合中4試合が2点差以内の接戦を勝ち抜いたものである。パワー野球全盛の現代高校野球の風潮に一石を投じる優勝となるかもしれない。



 

管理人が選ぶ印象に残った試合

順不同で、春は5試合ピックアップします。あくまで「印象に残った試合」なので、接戦の好ゲームとは限らず、大差ゲームであることもあります。5試合に絞ってはいますが、もちろんほかにも良いゲームはたくさんあります。

  • 1回戦 智弁学園8−6大阪桐蔭
  • 近畿大会決勝と同一カードは、大阪桐蔭先発松浦の立ち上がりの乱調を突いた智弁学園が一挙4点を先制。次々に繰り出す5投手を打ち崩すが、大阪桐蔭も6回以降に反撃を見せ、終盤は目が離せない試合展開となる。

  • 1回戦 常総学院9−5敦賀気比(延長13回タイブレーク)
  • 2回表に常総学院が4点を先制、楽勝ムードすら漂ったが投手陣がやや不安定で、終盤は常にサヨナラ負けのピンチにさらされ続ける。9・10・12回裏のサヨナラのピンチを凌ぎ、タイブレークを常総学院が制した。

  • 2回戦 東海大菅生5−4京都国際
  • エース・本田のコンディションが上がらない東海大菅生は劣勢の試合展開を余儀なくされる。京都国際としては狙い通りの展開だったが、代打攻勢を的中させた東海大菅生が9回裏に3点を奪ってサヨナラ勝ち。

  • 準決勝 明豊5−4中京大中京
  • 球数制限の影響もあり継投が遅れ、4回表に明豊が5点を先制。ジワジワと追い上げる中京大中京の圧力は凄まじかったが、9回裏無死1、3塁のピンチを1点に抑えた明豊が逃げ切り、初の決勝進出となった。

  • 決勝 東海大相模3−2明豊
  • 控え投手の先発となった決勝戦は、投手陣・守備陣が再三のピンチでよく踏ん張り、両チーム2ケタ残塁を記録。流れが二転三転する互角の試合展開だったが、最後は東海大相模がサヨナラ勝ち。

    印象に残った試合 皆様の投票結果

    1位 決勝 東海大相模 3−2 明豊 14
    2位 1回戦 智弁学園 8−6 大阪桐蔭 12
    3位 1回戦 明豊 10−9 東播磨 9
    4位 準決勝 明豊 5−4 中京大中京 8
    4位 2回戦 東海大菅生 5−4 京都国際 8
    6位 準々決勝 明豊 6−4 智弁学園 6
    7位 1回戦 仙台育英 1−0 明徳義塾 5
    7位 1回戦 市和歌山 1−0 県岐阜商 5
    7位 1回戦 神戸国際大付 3−2 北海 5
    10位 2回戦 福岡大大濠 8−4 具志川商 4