2012(平成24)年 春のセンバツ予想



出場校評価  ベスト8予想  各試合予想  大会を終えた感想  

出場校評価

地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人
北海道 北照 北海道 2年ぶり4回目
東北 光星学院 青森 2年連続6回目
聖光学院 福島 4年ぶり3回目
花巻東 岩手 3年ぶり2回目
関東 浦和学院 埼玉 2年連続8回目
作新学院 栃木 8年ぶり9回目
健大高崎 群馬 初出場
高崎 群馬 31年ぶり2回目
横浜 神奈川 2年連続14回目
東京 関東一 東京 4年ぶり4回目
北信越 敦賀気比 福井 2年ぶり4回目
地球環境 長野 初出場
東海 愛工大名電 愛知 7年ぶり9回目
三重 三重 2年ぶり11回目
地区 高校名 都道府県 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人
近畿 智弁学園 奈良 11年ぶり8回目
天理 奈良 2年連続22回目
履正社 大阪 2年連続4回目
大阪桐蔭 大阪 2年ぶり5回目
近江 滋賀 9年ぶり3回目
鳥羽 京都 11年ぶり4回目
中国 鳥取城北 鳥取 初出場
倉敷商 岡山 22年ぶり3回目
早鞆 山口 初出場
四国 鳴門 徳島 32年ぶり7回目
高知 高知 2年ぶり16回目
九州 神村学園 鹿児島 3年ぶり3回目
九州学院 熊本 2年連続5回目
別府青山 大分 初出場
宮崎西 宮崎 初出場
21世紀 女満別 北海道 初出場
石巻工 宮城 初出場
洲本 兵庫 26年ぶり3回目
日 刊 報 知 サンスポ スポニチ デイリー 管理人






19 16 20 18 20 18



10
 

ベスト8予想

ブロック 高校 予想 結果
三重−鳥取城北
敦賀気比−浦和学院
実力伯仲。今年こそ浦和学院の8強進出なるか。投手陣に決め手を欠くものの、打撃力は間違いなくこのブロックのトップだ。他の3校も差はない。浦和学院が剛とすれば鳥取城北は柔のチーム。打線の奮起がカギとなる。 浦和学院
(1)
大阪桐蔭−花巻東
九州学院−女満別
最大の激戦ブロックのように思える。プロ注目の藤浪を擁する大阪桐蔭は打線の破壊力もあり、わずかにリードする。花巻東も打力はあるが、あとは大谷の回復次第。九州学院も甲子園経験者が残り手ごわい。 大阪桐蔭
(1)
天理−健大高崎
石巻工−神村学園
九州大会覇者の神村学園は投打に力がある。昨夏甲子園初戦敗退の悔しさを晴らしたい。甲子園優勝経験のある橋本監督が復帰した天理は久々の上位進出を狙う。健大高崎の機動力野球も侮れない。 健大高崎
(3)
洲本−鳴門
作新学院−倉敷商
昨夏甲子園4強の原動力となったエース・大谷を擁する作新学院は、昨夏のような打線の爆発があるか否か。四国大会覇者の鳴門もカギとなるのは打線。四国大会のように打線が爆発すれば台風の目にもなり得る。 鳴門
(2)
近江−高崎
北照−光星学院
昨夏甲子園準優勝、そして昨秋神宮大会王者の光星学院は投打にプロ注目選手をそろえて大きくリード。出場32校中最高の公式戦チーム打率.394を誇る北照は、決め手に欠ける投手陣が奮起できるか。 光星学院
(1)
地球環境−履正社
宮崎西−愛工大名電
神宮大会準優勝の愛工大名電は好左腕・濱田を擁し、打線も多彩な攻撃法を持ち大本命に挙げられる。対抗馬は昨年センバツ4強の履正社。昨年よりやや小粒ながら、非常にまとまりがある良いチーム。 愛工大名電
(1)
横浜−高知
聖光学院−鳥羽
聖光学院は昨秋の公式戦防御率0.15を誇る鉄腕・岡野が大黒柱。昨夏は練習不足により実力を発揮できなかったが今年は完成度が高い。伝統校の横浜は甲子園経験メンバーが数多く残り、実力は高い。 横浜
(2)
早鞆−智弁学園
別府青山−関東一
智弁学園は、好投手青山が故障により昨秋は近畿大会準決勝以降登板していないが、その間に小野らがさらに成長した。層が厚く総合力は高い。関東一は、2年生エース中村のクセのある投球が見もの。 関東一
(2)

 

各試合予想

※勝つと予想した高校が上段となっています。

回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 鳥取城北 総合力はほとんど五分で、開幕戦早々楽しみなカード。鳥取城北は打線に凄みはないものの、盗塁・エンドランなどを絡めて積極的に動いてくる。三重は投打に力があり、鳥取城北の揺さぶりにはそう簡単に動じないだろう。どちらが先に試合のペースをつかむか。 期待通り、互角の白熱した試合となる。三重のエース・三浦はやや制球に苦しむものの、要所での変化球が冴えわたった。鳥取城北は前回出場の2009年夏に続き、守りのミスが致命傷になってしまう結果に。 ×
三重

浦和学院 10 浦和学院がやや有利。浦和学院は昨年センバツで完投したエース佐藤が残り、控え投手陣の層も厚いが、佐藤に全幅の信頼を寄せきれていない。打力では劣る敦賀気比だが、そこに付け入る隙があるだろう。山本翔・岸本の左右の投手陣が相手を抑えれば敦賀気比ペースになる。 序盤に失点した山本翔が中盤以降踏ん張り、浦和学院打線を手玉に取りかけていた矢先のアクシデント。均衡を保っていた糸がプッツリ切れてしまったか、最後は大差になってしまった。浦和学院は堅守が目立った。
敦賀気比

大阪桐蔭 1回戦にはもったいない好カード。大阪桐蔭・藤浪は角度のある速球は文句なしだが、制球を乱すことがある。花巻東・大谷のほうが完成度は高いが、怪我からどこまで回復しているか。大阪桐蔭の打力に注目が集まるが、実は花巻東も攻撃力が高い。投手戦にはならないと予想する。 尻上がりに調子を上げた藤浪と、中盤以降ごまかしがきかなくなった大谷の差が徐々に出た。花巻東は声もよく出ていたが、調子の悪いエースを引っ張りすぎたことが守りに悪影響を及ぼしてしまったか。
花巻東

九州学院 総合力で九州学院が上回る。女満別は最速145キロのエース・二階堂のワンマンチームと思われがちだが、実は打撃のチーム。甲子園を経験する左腕・大塚にどこまで食らいつけるかがポイントだろう。九州学院としては、二階堂のスライダーを見極めて直球を狙いたい。 九州学院会心の試合ではあるが、女満別もきびきびとしたプレー、投攻守に内容は悪くなかった。女満別打線の良い当たりを九州学院が堅く守りきったことと、大塚が無四球だったことが流れをグッと引き寄せた。
女満別

天理 新鋭と古豪の対戦、戦力に大差はない。天理は近年接戦に弱いというイメージが定着してしまっているが、ここは復帰した名将・橋本監督に期待したい。健大高崎は今年も機動力が最大の武器。失敗を恐れない積極的なプレーが突破口になるだろう。天理としては先制点をやりたくない。 天理はエース・中谷が腰痛で2回途中降板という不運もあったが、問題はそこではなく健大高崎が7盗塁にセーフティバント・スクイズなどを絡めて最後まで攻め切ったことに尽きる。この攻撃は華麗と表現するよりない。 ×
健大高崎

神村学園 総合力で神村学園が上回るが、ヘタすると完全ビジター状態での試合を余儀なくされる可能性すらあり、平常心が求められる。石巻工はエースで4番の三浦が大黒柱。初回に彼に打席を回し、タイムリーで1点先制するのが理想的。神村学園はやや小柄ながら打線につながりがある。 あわや大量点差になりそうなところを、4回裏に石巻工が集中打で一時は逆転。九州大会チャンプの神村学園も流れに飲まれかけたが、石巻工としては四球と守りのミスで即座に再逆転を許したのが悔やまれる。
石巻工

鳴門 打撃力の差で鳴門が有利。鳴門の強力打線と洲本のエース・島垣との対決が見ものだ。神宮大会のように打線が封じられると、鳴門としては苦しくなる。打力で劣る洲本だが、後藤田・小林の2枚看板にどこまで食らいつけるか。粘り強いチームカラーで、接戦になれば勝機がある。 島垣がうまく変化球を生かし、やや球が荒れていたこともあり鳴門打線は的を絞りきれない。鳴門としては最も恐れていた試合展開になってしまう。後藤田が再三のピンチを粘り強く凌いだことに尽きるだろう。
洲本

作新学院 作新学院がやや有利。倉敷商は冬の間に、課題だった投手力をかなり向上させている。同じく課題だった守備陣がどこまで整備されているか。作新学院は昨夏甲子園の4強に貢献したエース・大谷が健在。しかし倉敷商は攻撃のチームであり、あらゆる手段で揺さぶってくるだろう。 大谷にとっては昨夏甲子園でも経験したはずの雨中のゲーム。しかしかなり投げにくそうで、倉敷商打線に捉まるが、併殺打など惜しい逸機もあった。3回以降配球を変えて立ち直り、作新学院の猛打で逆転されてしまう。
倉敷商
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 光星学院 総合力で光星学院が上回る。北照は継投策が予想されるが、強打の光星学院を悪くても4点程度までに抑えたい。北照も打線には自信を持っているが、好投手・金沢をどう打ち崩すかは注目。3回までに1点も奪えないようだと、そのまま光星学院がリードを広げる展開にもなりかねない。 光星学院は城間が先発。北照打線は中盤以降は捉え始めたが、光星学院が堅く守りきる。北照のエース・大串は強打の光星学院打線にボール球を振らせてよく抑えたが、最終回の本塁突入憤死はあまりにもったいない。
北照

履正社 打撃力の差で履正社が有利。履正社は昨春センバツ4強のメンバーはあまり残っておらず、全く別のチームと考えたほうがよい。地球環境の好投手・漆戸の投球が全てと言えるかもしれない。ロースコアなら地球環境が強さを発揮するだろう。序盤のうちに履正社打線が点を取れるか否か。 与四球が不安視された漆戸だが、その懸念が悪い方向に的中し、5失点全てに四死球が絡んだ。対照的に履正社の3投手は余計な四死球を与えず、地球環境打線に良い当たりはされても最少失点で切り抜けた。
地球環境

愛工大名電 投打とも愛工大名電が上回る。宮崎西打線の力では、愛工大名電の濱田から3点以上奪うのはほとんど無理だろう。エース・戸高を中心に堅い守りで凌ぎきるしかない。守りが乱れてしまうと苦しい。愛工大名電としては濱田に心配はないだろう。打線の調子が最大のポイントになりそうだ。 宮崎西は戸高の調子が良くなく愛工大名電の波状攻撃を受けてしまい、心配した通り守備が乱れてしまった。濱田はサードくらいのギアで14奪三振の完封勝利。しかし控え投手を試す手はなかったのか。
宮崎西

近江 打撃力の差で近江がやや有利。高崎はエース・島田が秋をほぼ1人で投げ抜いた。打たせて取るスタイル。持ち前の堅守が発揮できれば、攻撃力がある近江といえども苦戦しそうだ。近江はエース・村田の完投もあるが、広瀬・山田への継投策もある。どのように逃げ切り体勢に持ち込むか。 ノーゲームになった試合とは打って変わって点の取り合いに。近江打線は直球に的を絞り、4回の集中打につなげた。島田がやや高めに浮いたところを狙われた。高崎としては力を出しにくい試合展開。(試合順序変更)
高崎

横浜 横浜がやや有利。昨年は春夏とも悔しい負け方を喫した横浜は、その悔しさを知る投手陣がみな甲子園登板経験を持つ。昨年大失敗した継投策に出るのかどうか。高知も市川、坂本の継投になるだろう。2人とも2年生投手でまだ伸びそう。横浜打線の攻撃に注目したい。 初回のピンチを強気の投球により2失点で凌いだ坂本。これで高知が息を吹き返すと思いきや、横浜のエース・柳のストライク先行の投球により打線が思わぬ沈黙。3安打完封負けはやや意外で、継投は不要だった。
高知

聖光学院 総合力で聖光学院が上回る。秋の公式戦の防御率0.15を誇る聖光学院のエース・岡野に対し、鳥羽は得意の機動力でかき回す。少しでも岡野のペースを乱したい。鳥羽のエース・五味は打たせて取る技巧派だが、聖光学院打線のボールの見極めが重要。術中にはまるようだともつれる。 鳥羽としてはランナーがほとんど出せず、機動力でかき乱すことすらできなかった。岡野はとにかく低めへの制球が素晴らしく、甘い球もほとんどなかった。打者に考える暇を与えないテンポ良い投球も光った。
鳥羽

智弁学園 投打とも智弁学園が上回る。早鞆は当然大越基監督に注目が集まるが、いかんせん甲子園初采配だ。自然体で臨みたい。早鞆はエース・間津の出来にかかっている。ややムラがあるタイプだが、ツボにはまれば接戦に期待できる。智弁学園の青山・小野から3点取れると面白い。 早鞆は不調の間津を先発させず、堀田を起用。公式戦登板は2イニングだけだが、球速もあり比較的落ち着いていた。データがなかったであろう智弁学園も、中盤に5得点で逆転。しっかり対応してくれた。
早鞆

関東一 総合力で関東一が上回る。公式戦のチーム打率こそ平凡だが、関東一打線には力がある。別府青山は九州大会で見せた巧みな継投でかわしたい。関東一のエース・中村は抜群の制球力でコーナーを突いてくる。逆にその生命線のコントロールが乱れた場合に別府青山のチャンスがある。 関東一の中村は1回から9回までほとんど乱れることなく、どんどん切れのある直球を投げ込んだ。この投球内容では、どのチームでも苦戦するだろう。別府青山も得意の継投と無失策の守備で迎え撃つが、及ばなかった。
別府青山
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
2回戦 浦和学院 戦力的には浦和学院がやや有利。浦和学院打線はある程度点を取ることが予想される。焦点になるのは、浦和学院のエース・佐藤が三重打線をどこまで抑えられるかだろう。佐藤が打ち込まれるなどの理由で継投になるようであれば、三重にもかなりの勝機がある。 前の数試合に引っ張られて? 打ち合いを想定していたので、この投手戦はやや意外だった。佐藤は低めに集める良い投球で、三重打線は手も足も出ない。三浦のほうは、今度は四球が命取りになってしまう。
三重

大阪桐蔭 大阪桐蔭がやや有利。両チームとも1回戦では点差をつけて勝利しているが、その裏で堅い守りが目立った。お互いに好投手を相手に、この堅守をかいくぐって点を取る必要がある。打線の調子では大阪桐蔭に軍配が上がりそうだ。九州学院としては、初戦のようなビッグイニングが欲しい。 大阪桐蔭は4番田端が初戦での骨折により欠場という逆風が吹く。月並みではあるが、逆にチームが一丸になったというのは見ていて感じられた。九州学院のエース・大塚の投球は悪くなく、大阪桐蔭打線が良かった。
九州学院

神村学園 神村学園がやや有利。1回戦で健大高崎の機動力野球が結実したが、この試合でもある程度点を奪えるだろう。問題は健大高崎のエース・三木が神村学園の強力打線をどう抑えるかだ。1回戦で左腕投手に苦戦した神村学園だが、同じ左腕の三木には十分対応できると見る。 三盗も積極的に狙う健大高崎野球に関しては予想通り。しかし神村学園打線が想像以上に沈黙した。三木は初戦以上に直球がよく走り、ボールも比較的低めによく集まっていたように思う。 ×
健大高崎

作新学院 作新学院がやや有利。両校とも初戦は課題が残った。作新学院のエース・大谷が不調だった変化球でどう組み立てるか。鳴門はその変化球の見極めが重要。鳴門打線が感覚をつかむまで、エース・後藤田がどこまで踏ん張れるかが最大のポイントになりそうだ。 作新学院は右手のマメを潰していたという大谷が先発できなかった。しかしそれ以上に、後藤田から6本の長打を含む12安打を集めながら4点止まりの打線のつながりの悪さのほうがより悔やまれる。 ×
鳴門

光星学院 13 総合力で光星学院が上回る。1回戦でエース・金沢を出さずして勝利した光星学院。持ち前の打線が封じられたとはいえ、高めの球は長打にしていた。近江投手陣としては、1回戦以上に丁寧な投球が求められる。球をうまく低めに集めれば、十分接戦に持ち込める。 近江のエース・村田は制球に苦しみ球が高めに浮いてしまい、城間の3ランなど光星学院打線の猛打を止められなかった。光星学院としては、初戦のもやもやを一気に吹き飛ばす快勝と言える。
近江

愛工大名電 総合力で愛工大名電が上回る。鍵を握るのは愛工大名電の攻撃だろう。1回戦では機動力が功を奏する場面もあったが、バントでアウトを与えるだけの場面も目立った。履正社としては1回戦のような継投で的を絞らせず、ロースコアのまま終盤を迎えたい。 初回無死1、3塁のピンチを凌いだ履正社が波に乗り切れず、先発東野の交代もワンテンポ遅れた。好投手・濱田を相手に序盤の4失点はあまりに重すぎ、愛工大名電に主導権を握られてしまった。
履正社

聖光学院 甲子園経験豊富で、戦力的にもほぼ互角だろう。投手戦を予想する。初戦では2得点ながら、打撃の内容は決して悪くなかった聖光学院。問題は横浜打線が岡野を打てるかどうか。現在の調子では、岡野から3点以上取るのは難しいのではないかと見るが、はたしてどうか。 岡野が1回戦とは全く別人の投球内容で、非常に驚いた。いつもの抜群の制球は影を潜め、力みが目立ち、さらにバックの守備にも足を引っ張られた。打線も11安打ながら単打ばかりで決定打に欠け、援護できなかった。 ×
横浜

智弁学園 智弁学園がやや有利。しかし関東一のエース・中村が初戦のような制球力を発揮すれば、智弁学園打線といえども苦戦は必至だ。投手戦が予想されるが、エースの調子次第ではどちらに転んでもおかしくない試合。2〜3点くらいの勝負になりそうで、守備の乱れは許されない。 中村は制球が乱れるものの、いつものクセ球で再三のピンチをよく凌いだ。最終回は4番小野を相手に直球の連投。いつ変化球が来るかと見ていたが、見事に最後まで直球で押し切る。しびれる勝負だった。 ×
関東一
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準々決勝 大阪桐蔭 両投手の実力を考えれば投手戦になっても何ら不思議はないが、どちらかというと点の取り合いのほうが濃厚だ。2回戦で打線が湿った浦和学院だが、大阪桐蔭のエース・藤浪のような速球派は決して苦手ではないはず。2回戦では2本塁打で逆転勝利した大阪桐蔭打線を相手に、浦和学院のエース・佐藤がうまく低めに球を集められるかどうかがカギだろう。長打さえ封じれば互角以上に戦える。 浦和学院は山口の先発もあると思ったが、大阪桐蔭も沢田が先発。両投手とも非常に出来が良く、特に山口は変化球をうまく使って大阪桐蔭を5回3安打無失点、52球でエース佐藤に交代。間違いとまでは言えないが、関東大会では佐藤以上に活躍した山口をもっと信用しても良かったのではないか。
浦和学院

健大高崎 健大高崎は積極果敢な走塁が光るが、塁上を賑わせるだけの打力もある。鳴門の後藤田・小林の投手陣からは最低5点くらいは取れると見た。どちらも右投手だけに、1塁走者を釘付けにするのも不可欠。健大高崎はここまで2試合とも初回先頭打者が出塁しており、鳴門はこれを抑えるだけでだいぶ違ってくるだろう。鳴門としては、失点を覚悟の上で着実に加点して点の取り合いに持ち込みたい。 健大高崎はまたしても初回先頭打者が出塁し、いきなり盗塁。1回表の時点で健大高崎に主導権が行ってしまい、焦る鳴門は健大高崎の先発・生井のパームボールに翻弄されて本来のバッティングができなかった。健大高崎はエース・三木を温存し、7回から3投手を試運転させる余裕の勝利となった。
鳴門

愛工大名電 神宮大会決勝戦と同一カード。前回は光星学院が勝っているが、今回は雨天順延もありまだ3試合目ということで、愛工大名電のエース・濱田に余力がある。光星学院は2回戦で打線が爆発したものの、やや力任せの強引さも目につく。低めに速球を投げ込む濱田を相手に、同じ打撃内容では通用しないだろう。金沢・城間の両投手が愛工大名電の多彩な攻撃をどう封じるかが見もの。 初回に1点を先制した後、2回から6回まで無安打に抑えられた光星学院だが、その間に濱田に球数を投げさせることに成功した。勝敗を分けた8回裏には球審の微妙な判定もあったが、それ以上に光星学院の巧みな戦略、3ボールから打たせた采配が上回ったという感想である。 ×
光星学院

横浜 戦力的に差はあまりなさそう。横浜はエース・柳が2試合連続完投で1失点に抑えているが、投手戦は関東一のほうが歓迎だろう。したがって勝敗の分かれ目は、2回戦で17安打と爆発した横浜打線が、関東一の2年生エース・中村をどこまで打ち崩せるか、ということになる。中村の直球は、打者には浮き上がって見える独特のクセ球。序盤の1巡目くらいで見極め、中盤以降に勝負をかけたい。 やはり序盤は横浜打線が完全に沈黙。中盤から徐々にペースをつかみ始めるものの、5回裏のスクイズがまさかのベース空過判定で同点にし損ねる。中村はいつもより変化球の割合が多めで、横浜の意表を突いたか。我慢比べのゲームは、9回の3連打で関東一に軍配が上がった。 ×
関東一
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準決勝 大阪桐蔭 準々決勝では先発せず救援登板、さらに雨天順延も挟んで藤浪の体力には余裕があるだろう。捕手の森は強肩であるとはいえ、健大高崎は塁に出すとうるさい。力でねじ伏せたいところ。一方健大高崎のエース・三木は準々決勝では登板せず、こちらも余力たっぷり。大阪桐蔭打線は破壊力があるが、2回戦までのように低めに丁寧に集めれば大爆発ということはないはず。試合のカギを握るのは、両投手のコントロールとなりそうだ。 2回表に森がワンバウンドの投球をうまくキャッチングし、抜群のコントロールで盗塁を刺す。これで萎縮があったか? 健大高崎は塁に出ても積極的に仕掛けきれず、まさかの盗塁0に終わってしまった。三木はやや球が高めに浮きながらなんとか踏ん張っていたが、同点に追いついた直後の8回裏、2本塁打を被弾して勝負あった。
健大高崎

光星学院 どちらも連戦になるうえ、決勝に進めば3連戦となる。3投手で勝ち上がった光星学院と、中村が3連続完投の関東一の投手起用にまずは注目だ。関東一は醍醐の先発か? 初戦で北照の大串に抑えられた光星学院は、もう上位も下位も打線は調子を取り戻している。ある程度の失点は避けられないだろう。関東一も準々決勝では2ランに2点三塁打と要所で長打が出た。打撃の調子は上向きか。打線が先制して波に乗るという形に持ち込みたいところ。 序盤の再三のチャンスを物にできず、関東一は欲しかった先取点を取り損ねた。援護がもらえず醍醐が踏ん張りきれなくなり、6回から救援した中村も光星学院の流れを止め切れなかった。城間は変化球が甘く入り11安打を浴びるが、見事に完投勝利。昨夏の反省を生かし、エースを温存して決勝に臨むことができるようになった。
関東一
決勝 光星学院 戦力的にはわずかに大阪桐蔭が有利と分析するが、昨夏の悔しさが残る光星学院の気持ちを買ってみたい。もうひとつ、藤浪が健大高崎の粘りある打撃に対して142球の熱投になったのに対し、光星学院は金沢が準決勝で登板せず、準々決勝も救援で75球に終わった点も考慮に入っている。試合展開としては、4〜5点くらいの勝負になると予想する。キープレイヤーは、大阪桐蔭の5番・笠松。背番号15ながら打撃好調、怪我をした田端の穴を埋めるには十分すぎる働きをしている。彼を抑えるか否かでベンチの雰囲気もだいぶ違ってくる。 雨天順延が大阪桐蔭と藤浪にとって恵みの雨となった。光星学院は1回表無死1、2塁で強打者田村に強攻させて併殺打。さらにエース・金沢ではなく準決勝で完投した城間が先発して3回途中5失点KO。どちらも決して間違いの采配ではないが、このあたりが勝敗を分けたのも事実だ。光星学院としては、甲子園経験者の1番天久をはじめ、中軸以外に元気がなく、再三のチャンスを逃したのも痛かった。 ×
大阪桐蔭


 

大会を終えた感想

 22/31で、試合ごとの的中率は.710。昨年と全く同じ結果だった。1回戦は順調だったが、2回戦以降は半分程度しか当たらなかった。これといった番狂わせはなかったので、不満の残る結果である。

 春は2年連続で打高投低傾向にあったが、それがかなり解消された。昨年5試合、一昨年6試合あった2ケタ得点の試合は、2試合に激減。センバツらしい投手戦が増えたように思う。その一方で本塁打数は昨年の15から19本に増加。打撃戦が減った分、一発が勝敗を分けることも多かった。

 優勝したのは大阪桐蔭(大阪)。春は初優勝で、夏も含めると2008年以来3度目の優勝。大阪勢としては1993年の上宮以来、19年ぶり9回目の優勝となった。愛知の10回に次ぐ優勝数である。

 いわゆる「BIG3」と呼ばれるうちの一人、エース藤浪を擁しての優勝であるが、それだけでは今年の大阪桐蔭は語り尽くせないだろう。捕手の森は攻守に大活躍、4番田端の怪我の代役として出場した小池は決勝の光星学院戦で本塁打を打つなど立派に穴を埋めている。7番以降の打者が、5試合で1本塁打を含む6本の長打を放つ切れ目のない打線も藤浪を強力に援護した。全体的に近畿勢に元気がなかったが、近畿大会8強の大阪桐蔭が栄冠を手にした。