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2010(平成22)年 第92回 夏の甲子園予想



出場校評価  ベスト8予想  各試合予想  大会を終えた感想  

出場校評価

都道府県 高校名 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中 日 管理人
北北海道 旭川実 11年ぶり3回目
南北海道 北照 19年ぶり2回目
青森 八戸工大一 12年ぶり5回目
岩手 一関学院 8年ぶり6回目
秋田 能代商 25年ぶり2回目
山形 山形中央 初出場
宮城 仙台育英 2年ぶり22回目
福島 聖光学院 4年連続7回目
茨城 水城 初出場
栃木 佐野日大 9年ぶり6回目
群馬 前橋商 3年ぶり5回目
埼玉 本庄一 2年ぶり2回目
千葉 成田 20年ぶり7回目
東東京 関東一 2年ぶり5回目
西東京 早稲田実 4年ぶり28回目
神奈川 東海大相模 33年ぶり8回目
新潟 新潟明訓 3年ぶり6回目
長野 松本工 初出場
山梨 日川 30年ぶり3回目
静岡 常葉橘 2年連続2回目
愛知 中京大中京 2年連続26回目
岐阜 土岐商 5年ぶり3回目
三重 いなべ総合 初出場
富山 砺波工 初出場
石川 遊学館 5年ぶり4回目
福井 福井商 2年ぶり20回目
都道府県 高校名 出場回数 日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中日 管理人
滋賀 北大津 6年ぶり2回目
京都 京都外大西 3年ぶり9回目
大阪 履正社 13年ぶり2回目
兵庫 報徳学園 2年ぶり14回目
奈良 天理 2年連続25回目
和歌山 智弁和歌山 6年連続18回目
岡山 倉敷商 3年連続9回目
広島 広陵 2年ぶり20回目
鳥取 八頭 7年ぶり7回目
島根 開星 2年ぶり7回目
山口 南陽工 4年ぶり3回目
香川 英明 初出場
徳島 鳴門 15年ぶり6回目
愛媛 宇和島東 11年ぶり8回目
高知 明徳義塾 6年ぶり12回目
福岡 西日本短大付 6年ぶり5回目
佐賀 佐賀学園 6年ぶり6回目
長崎 長崎日大 2年連続9回目
熊本 九州学院 10年ぶり7回目
大分 大分工 17年ぶり3回目
宮崎 延岡学園 4年ぶり6回目
鹿児島 鹿児島実 2年ぶり17回目
沖縄 興南 2年連続9回目



日 刊 報 知 サンスポ スポニチ 中日 管理人


11 11


32 22 38 36 21 26


13 16 17 20
 

ベスト8予想

ブロック 高校 予想 結果
東海大相模−水城
土岐商−八頭
センバツでは無念の初戦敗退に終わったが、戦力的には東海大相模が他を圧倒する。サイドスローに転向した好投手・一二三のピッチングやいかに。他の3校には大差なく、平等にチャンスがある。土岐商は持ち味の強力打線が爆発するか否か。 東海大相模
(1)
聖光学院−広陵
履正社−天理
4校しかいないが、死のブロックと呼ぶにふさわしい顔ぶれ。この中でセンバツ4強の広陵が戦力面でも経験面でもリードする。エース・有原の故障が心配だが、県大会決勝では完封しておりいよいよ全開か。これを追いかける天理履正社聖光学院にはほとんど戦力差がない。 聖光学院
(4)
日川−西日本短大付
京都外大西−新潟明訓
新潟明訓が一歩リード。池田・神田健の投手陣は安定し、打線も強力。昨年の日本文理に続く旋風を巻き起こす力はあるだろう。西日本短大付はバッテリーを中心とした堅守で勝負。京都外大西のチーム打率は低いが、準優勝した2005年に近い雰囲気も感じ取れる。 新潟明訓
(1)
能代商−鹿児島実
山形中央
九州学院−松本工
実力が拮抗したブロック。鹿児島実は爆発力はないものの、左腕2投手の継投と基本に忠実な野球で勝ち上がれるか。松本工はプロ注目のエース・柿田の投球しだいで上位進出も見える。九州学院も派手さはないが、投打にまとまっている好チーム。 九州学院
(3)
成田−智弁和歌山
八戸工大一−英明
北大津−常葉橘
前橋商−宇和島東
強力打線の智弁和歌山を本命としたいが、投手陣は枚数こそ多いが決定打がなく、絶対的な本命ではない。北大津は強打・堅守で非常に面白いチーム。昨夏甲子園ベンチ入りメンバーが10人残る常葉橘は積極走塁が光る。八戸工大一成田が続く。 成田
(5)
一関学院−遊学館
佐野日大−関東一
中京大中京−南陽工
倉敷商−早稲田実
激戦ブロック。夏連覇を狙う中京大中京は県大会で55得点、3失点と圧倒的な強さが目立つが、投手陣が課題として残る。早稲田実は打線の中軸とエース・鈴木が安定する。投打にバランスが取れる関東一や、昨春甲子園を経験している好投手・岩本を擁する南陽工も有力。 関東一
(3)
北照−長崎日大
旭川実−佐賀学園
砺波工−報徳学園
いなべ総合−福井商
センバツ8強の北照は、4番でエースの又野に注目したいが、守りも堅い好チーム。春季近畿大会制覇の報徳学園はエース・大西を中心に投打のレベルが高い。近藤・岡部の2枚看板を擁するいなべ総合、プロ注目左腕・鈴木を擁する旭川実ら、他にも有力校が数多い。 報徳学園
(2)
明徳義塾−本庄一
鳴門−興南
延岡学園−大分工
開星−仙台育英
春夏連覇を目指す興南が中心的存在になるのは間違いない。好投手・島袋の存在だけではなく、打線も相変わらず強力だ。仙台育英は左腕・木村と右腕・田中の2枚看板が鉄板で打力もある。春はまさかの初戦敗退だが、開星は力がある。明徳義塾は馬渕監督の手腕に期待。 興南
(1)


 

各試合予想

※勝つと予想した高校が上段となっています。
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
1回戦 松本工 両チームとも絶対的なエースがおり、引き締まった好ゲームに期待。中でも松本工の最速143キロ右腕・柿田の投球が勝敗を分ける可能性が高い。投手力では松本工にやや分があると思われるが、守備力は九州学院が勝る。両チームとも犠打が得意で、バントでミスを誘うことができるか。 柿田は直球に伸びがなく、変化球が思ったところにいかず、配球も変化球中心。疲労もあったのか、県大会とはまるで別人で、正直驚いた。初球から振る九州学院の積極的な打撃は本当に見事だった。 ×
九州学院 14

智弁和歌山 課題の投手陣だけでなく、頼みの打撃陣も県大会では不振だった智弁和歌山だが、これはもはや伝統か。開幕日の土曜、地元近畿勢の応援の大きさは考慮しなくてはならない。成田としてはエース・中川を中心にガッチリ守り、何としても先取点が欲しい。 智弁和歌山打線が中盤まで中川攻略の糸口すらつかめなかった。後半はチャンスもあったが、中川の投球が上回った。唐川二世の呼び名は伊達ではなかった。5回に成田が2点を先制したのが非常に大きかった。 ×
成田

八戸工大一 強打の八戸工大一に、英明の左腕・平井が挑む。八戸工大一打線であれば平井を捉えられると予想する。また、八戸工大一の中山・紅谷の左右両投手もなかなかの好投手。両チームとも守備面に課題を残しており、先に攻撃で流れをつかんで先攻したほうが有利。 八戸工大一は機動力も絡めた強気の強打が目立った。英明もよく4点差を追いついたが、4番中内に状況を考えない大振りが目立ったのは残念。そして英明は、守りのミスが致命傷になってしまった。
英明

北大津 11 総合力はほぼ互角と見る。両チームとも投攻守に穴がなく、高レベルな接戦が期待できそうだ。常葉橘としては、北大津の岡本・横江を機動力で揺さぶって点をもぎ取りたい。逆に北大津は常葉橘の左腕・長谷川をオーソドックスな攻撃で攻略していきたいところ。 思った以上に差が開いた。テンポが速い岡本の変則投球に常葉橘打線は苦しみ、走者を出せずに得意の機動力も生かせなかった。北大津打線は積極さが奏功し、やりたい攻撃がことごとく実現できていたと思う。
常葉橘

前橋商 前橋商の守備と宇和島東の攻撃の戦い。この試合のポイントは、宇和島東のエース・山本の投球ではないかと見る。この山本が前橋商に簡単に先取点を与えるようだと苦しい。前橋商のエース・野口は大量点を奪いにくい投手で、宇和島東は1点ずつの積み重ねが求められる。 山本がいきなり2点を先制され、最後まで重くのしかかってしまった。強打の宇和島東打線も左腕・野口に5回までノーヒットに封じられてしまう。やっと出したランナーを2度牽制で刺されたのは痛すぎる。
宇和島東

遊学館 11 守備から打撃のチームに変貌した一関学院だが、県大会6試合で13失策の守備陣には不安が残る。強力打線の遊学館を相手に序盤からミスを重ねるようだと、挽回不可能な点差になることもあり得る。一関学院としては先攻を取り、リードを保って精神的に楽に試合を進めたいところだ。 中盤まで互角の好試合だったが、一関学院はバントの処理ミスが挽回不可能な8失点になってしまった。継投も少し早かったように思える。さらに6回まで無安打、遊学館のエース・土倉の投球が素晴らしかった。
一関学院

関東一 総合力で関東一が上回る。県大会では打撃好調の佐野日大だが、本来は守りのチーム。守りからリズムを作って自分たちの野球をしたい。佐野日大の左腕・関が関東一打線にどこまで通用するかが読みにくく、試合のカギになりそう。関東一としては予選の勢いを持続できるか。 関東一打線は途中まで関の術中にはまっていたが、中盤以降は積極的な走塁も生きて攻略に成功。佐野日大が関東一の左腕・白井にここまで手こずるとは予想外で、想像以上の大差になってしまった。
佐野日大

中京大中京 夏連覇を狙う強打の中京大中京打線と、南陽工の好投手・岩本の戦いになりそうだが、南陽工も打力がある。勝負を分けそうなのは、むしろ中京大中京の森本・浅野の投手陣がどれだけ踏ん張れるかにかかってくる。南陽工としては中盤まで我慢し、終盤に相手投手の疲労を待ち勝負に出たい。 投手だけでなく、両チームの意地の好守も目立ったしびれる好ゲーム。岩本は厳しい内角攻めが光り、強打の中京大中京打線に爆発を許さなかったが、わずかなミスが決勝点につながってしまった。
南陽工

早稲田実 総合力で早稲田実が上回る。倉敷商としてはエース・島田を中心に守り勝つしかなさそう。守りのミスは大量失点につながりかねない。早稲田実は攻守にスキが少なく、応援の力も後押ししそうだ。ただし早稲田実も投手陣が盤石とまでは言えず、倉敷商にも付け入るチャンスは十分にある。 両バッテリーの配球がうまく、お互いに的を絞れず自分たちの打撃が全くできていなかった。倉敷商は全体的によく守っていたが、5回裏にわずかなスキを突かれて2失点したのが大いに悔やまれる。
倉敷商

北照 投打とも北照がやや勝る。北照はエースで4番の又野が最重要人物。長崎日大のエース・中村としては北照の又野・西田の2人を抑えて打線を分断したい。逆に北照としては、この2人が打てばおのずとペースをつかめる。両チームとも堅守を誇る分、1つのミスが致命傷になりかねない。 長崎日大バッテリーの配球が良く、中村にはそれに応える制球力もあった。北照は勝負どころで畳み掛けることができず、さらに又野は勝負どころでのコントロールが甘かった。打者としての又野は良かったが…。 ×
長崎日大

旭川実 旭川実の左腕・鈴木と佐賀学園の右腕・峰下の投げ合いになりそう。投手力では右腕・成瀬も控える旭川実がやや勝りそうだが、佐賀学園の機動力を絡めた攻撃も迫力がある。鈴木としては特にセーフティバントなどの内野安打に警戒したい。旭川実はオーソドックスな攻撃が持ち味。 危惧したとおり、旭川実は佐賀学園のバント攻撃に屈した。旭川実はバントを決めるまでは良かったが、大振りが目立ち峰下を攻略できず。旭川実は初回の守りのミスでペースをつかみ損ねた。 ×
佐賀学園

報徳学園 総合力で報徳学園が上回る。とはいえ、春夏通じて初出場の砺波工も決してひ弱なチームではなく、先制パンチを浴びせれば面白い試合になりそうだ。報徳学園はエース・大西の投球がカギで、序盤を0点で立ち上がりたい。砺波工は継投になる可能性が高く、継投のタイミングも問題になる。 期待した通り砺波工は良いチームで、十分互角に戦えていた。報徳学園も県大会準決勝などで見せた田村→大西の継投になったが、砺波工としては立ち上がりの田村から何としても得点を奪いたかった。
砺波工

いなべ総合 実力伯仲。北野監督勇退の年に福井商ナインが奮起することが考えられるが、それ以上に初出場のいなべ総合の力を買ってみたい。左右2枚看板の投手陣に打撃力もある。対する福井商は最速149キロ右腕・長谷川の投球に期待。この長谷川をいなべ総合がどう攻略するか、見ものである。 互角の戦いではあったが、序盤のチャンスにあと一本が出なかったいなべ総合に対し、福井商は相手のわずかなミスにつけ込み、一気に6点を奪って試合を決めた。今大会何度か見られるパターンである。 ×
福井商

明徳義塾 明徳義塾は岩元・前田・山田の投手陣と守備陣が安定している。対する本庄一も守りと粘りのチーム。県大会では4試合を1点差で物にしている。2−1のようなロースコアの接戦になるというのが常識的な見方だが、自慢の守りが乱れて動揺して失点を重ねるというケースも考えられる。 5回まで0−0と予想通りの展開も、中盤以降試合が動く。本庄一の田村は高めの球を痛打され、外野手の目測ミスなどもあり失点を重ねてしまった。5回終了後に馬渕監督の的確な指示があったのだろうか。
本庄一

興南 投打とも興南が上回る。鳴門としては最速143キロ右腕・吉田が、興南打線を悪くても3失点以内に抑えることが勝利の絶対条件となる。ほぼ全試合を大差で勝ち上がってきた興南に対し、先取点を奪えば心理的効果もあるかもしれない。興南のエース・島袋は強気の投球でリズムをつかみたい。 低めに威力のある直球を集めた島袋の投球は見事で、これでは鳴門以外の打線でもそうは打てない。悔やまれるのは守備。7失策がことごとく失点に結びついてしまう。王者の無言の圧力があった。
鳴門

大分工 接戦に期待。大分工の最速148キロ右腕・田中は春に肘を痛めた影響が心配だが、万全であればそう点は取れない。延岡学園も守りからリズムを作るチームなので、少ないスコアの接戦は望むところ。我慢の試合展開になりそうなので、精神力も問われてくる。 田中の調子はたしかに良くなかったが、延岡学園の逆らわないバッティングが見事で、チーム一丸となって好投手を攻略した印象。延岡学園の6番手(3人目)小田原の好投はこの試合では光る。 ×
延岡学園

仙台育英 好カード。開星は中国大会王者として臨んだセンバツでまさかの初戦敗退。監督退任騒動などもあったが、今度はチャレンジャーとして試合に臨めそうだ。仙台育英は背番号10の右腕・田中が復帰して投手陣は万全。開星としては、大振りしないよう気をつけたい。 仙台育英の木村→田中の順序での継投はやや意外だったが、田中はブランクを感じさせない好投。一方で開星の白根はやや飛ばしすぎたか。9回2死からの逆転劇は劇的で、高校野球らしかった。
開星
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
2回戦 東海大相模 10 総合力で東海大相模が上回る。水城は初出場ながら名将・橋本監督が率いる。相手は好投手・一二三だが、打線は勢いに乗ると止まらない。勢いで飲みこみたい。東海大相模としては、センバツ初戦敗退の悪夢を振り払うためにも、序盤のうちに積極的に点を奪いに行きたい。 一二三は心配された制球難が顔をのぞかせたが、サイドスロー転向から間もないことを考えれば及第点か。2ランを含む4安打とバットでは貢献。水城はもらったチャンスを生かしきれなかった。
水城

土岐商 15 打撃力の差で土岐商が優位に立つ。八頭の上川と土岐商の前田、両左腕の投げ合いが予想されるが、とりわけ上川は土岐商打線を相手に粘り強い投球が求められる。八頭としては自慢の守りが乱れることも許されない。終盤まで僅差でついていけば、八頭にも勝機がある。 予想以上の大差に。八頭の上川の投球内容はそう悪くないように見えたが、勝負どころで守備陣のミスが出た。特に初回の失策がなければ無失点でスタートできていただけに、最も悔やまれるプレーとなった。
八頭

広陵 好カード。戦力的にはセンバツ4強の広陵が優位に立つが、エース・有原の右ひじ痛がどこまで治っているかが気になる。万全の状態でないようだと、聖光学院打線に打ち込まれる危険性がある。聖光学院は2年生投手の芳賀・歳内が広陵打線を3点以内に抑えればとても面白い。 接戦を予想していたが、これほどまでのロースコアは想像以上。投球内容ではやや有原が上回っていたが、振り逃げが惜しまれる決勝点に。聖光学院は6回表のセンターからの好返球も非常に大きかった。 ×
聖光学院

天理 好カード。両チームとも継投が考えられ、そのタイミングが問題になりそうだ。投手力ではやや天理に分があるか。履正社は背番号10の飯塚の先発が予想されるが、完投能力もあるこの飯塚を天理打線が5回までに降板させられるかに注目したい。履正社は打線の爆発が不可欠。 飯塚は内角を強気に突く投球で、天理の強力打線に自分のスイングをさせなかった。履正社のように、チャンス時の揺さぶりがなかった。4点目のトリックプレーは、履正社らしさを感じた。 ×
履正社

西日本短大付 両チームともバッテリーを中心とした堅守が持ち味で、似たチームカラー。西日本短大付の2年生左腕・森は県大会を1人で投げ抜いた大黒柱。森を気持ちよく投げさせるようだと西日本短大付ペースになる。両校とも投手を揺さぶり、強引に点をもぎ取る姿勢を見たい。 日川打線は森の低めのスライダーにことごとくやられてしまう。8回表の4連打を生かしたかった。スリーバントスクイズ失敗+初球打ち併殺打はあまりにもったいない。日川の古屋は丁寧に投げたが、終盤制球が乱れた。
日川

新潟明訓 新潟明訓がやや有利。新潟明訓としては、池田・神田健の左右140キロコンビの投球もそうだが、それ以上に自慢の打線が火を噴くかどうかがより重要。京都外大西は左腕投手陣だが、新潟明訓も左打者が多く、これをどう抑えるか。京都外大西は守りから乱れないよう注意。 新潟明訓の積極的な攻撃が序盤から持ち味を発揮。京都外大西の佐藤・中村の両左腕もよく粘ったが、新潟明訓の攻撃力がそれを上回った。京都外大西は、県大会で不振の打撃・守備は健闘した。
京都外大西

鹿児島実 15 総合力で鹿児島実がやや優位に立つ。能代商としては2年生左腕・保坂の投球がポイントになりそうだが、近年の秋田勢は投手が抑えても打線が打てずに敗れることが多く、打線の奮起にも期待したい。ロースコアの接戦が予想されるため、ちょっとしたミスが勝敗を分ける可能性がある。 能代商は全く地に足が付いていなかった。ストライク・ボールがハッキリしており、甘い球は痛打されてしまった。守備陣も6失策と自慢の守りは根本から崩れ、全ての面において鹿児島実の圧勝となる。
能代商

九州学院 戦力的にも、1試合戦っているという面でも、九州学院にやや分がある。1回戦では大量リードで目立たなかったが、九州学院のエース・渡辺にもスキはあった。山形中央としてはそこを突くとともに、センバツも経験する左腕・横山が低めを丁寧に突く投球で接戦に持ち込みたい。 横山には丁寧に投げようという意思は見えたが、勝負どころでの微妙な制球の乱れ、記録に残らないものも含めた守備のミスで点差が広がってしまう。山形中央打線は狙い球が全く絞れていなかった。
山形中央

八戸工大一 総合力でほぼ互角。成田のエース・中川のペースにはまればロースコアの接戦になりそうだ。打撃力で上回る八戸工大一がどう突破口を開くかに注目したい。八戸工大一のエース・中山としては、絶対に先取点を奪われないよう、1回戦のような粘り強い投球が求められる。 中山は投球に粘りがなく、左打者に痛打されてしまう。左腕・紅谷への継投もあって良かったと思うが…。八戸工大一は攻撃も雑で、初回にバントせず盗塁死は無造作。それらの結果が11安打2点ということに。 ×
成田 10

北大津 1回戦で18安打11得点の北大津だが、前橋商のエース・野口を相手に打線の大爆発は難しい。前橋商としては北大津のエース・岡本の変則投球に早めに慣れ、先取点を奪い1回戦のように守り切りたい。岡本はテンポの良い投球が持ち味だが、投げ急ぎには気をつけたい。 北大津打線は2試合連続で打線爆発。前橋商投手陣の球が少し甘くなると的確に捉えたが、難しい球もよく打っていた。両チームの再三の好プレーも光り、点差の割に締まったゲームとなった。
前橋商

関東一 11 1回戦を大差で勝ち上がってきたチーム同士の激突だが、どちらもミスにつけ込んでのもの。この試合は自力で突破口を開くことが要求される。初戦で完封した遊学館のエース・土倉のツーシームを関東一打線がどう攻略するか。ツーシームに手こずるようでは変化球も打てない。 土倉は球が高く、強打の関東一打線の積極的なバッティングの前に撃沈してしまった。4回表で11点ビハインドは厳しすぎる。遊学館打線も中盤以降食らいついたが、いかんせん点差が大きすぎた。
遊学館

中京大中京 好カード。1回戦ではともに苦しい接戦を物にしてきた両チームだが、この試合は投手戦も打撃戦も考えられそう。早稲田実としては先発が予想される浅野を早めにKOし、腰痛を抱える森本を引っ張り出したい。中京大中京としては、早めに先取点を奪って流れを引き寄せたいところ。 投手陣が弱点と思っていた中京大中京だが、まさかこれほどとは…。森本の故障などもあるが、代えるべき投手がいないから、流れを変えたい場面でも続投する羽目に。その結果が初回と5回の大量失点となる。 ×
早稲田実 21

長崎日大 戦力的に大差なく、チームカラーも似ている。ベテラン監督が率いる点でも共通する。1回戦では両チームとも配球の妙が目立った。2回戦でも1点を争う試合になると予想する。佐賀学園打線が初戦のように長崎日大のエース・中村をバントなどで揺さぶることができるか。 序盤は両チームのスクイズ失敗など流れが揺れ動くが、中盤以降は息詰まる投手戦に。長崎日大は序盤に配球の偏りが見られ、そこを的確に突かれた。4回以降はうまくリードできていただけに惜しまれる。 ×
佐賀学園

報徳学園 1点を争う好試合に期待。2〜3点勝負か? 福井商はエース・長谷川が大崩れするとは考えにくいが、打線の調子には不安が残る。一方で報徳学園打線も1回戦では本調子ではないように見えた。初戦のようなバント処理のミスなどが、重くのしかかることが考えられる。 長谷川の速球が報徳学園打線にうまく捉えられ、福井商としては常に追う展開になり苦しかった。福井商の必死の反撃も、報徳学園の再三にわたる好守に阻まれてしまった。1年生右腕・田村の好投は光る。
福井商

興南 投打とも興南が上回る。点の取り合いでは明徳義塾の勝ち目は薄い。投手陣を総動員し、興南打線の流れを止めて接戦に持ち込めば、馬渕采配が生きる展開にもなり得る。興南のエース・島袋は、初戦で7回降板ながら116球を費やしている。球数を稼ぐ戦術が有効かもしれない。 1回戦に続き、島袋の調子はあまり良くはなかったが、本気で投球した時には球の勢いが非常にあった。明徳義塾は甘い球の見逃しがやや多かったように思われる。3回裏に1点でも取れれば面白かった。
明徳義塾

仙台育英 10 総合力で仙台育英が上回る。延岡学園としては真正面からの力勝負は避け、1回戦のような細かい継投で仙台育英打線のリズムを乱しつつ、つなぎのバッティングでしぶとく加点したい。仙台育英はこの試合も継投になりそうだが、田中にもう少し長いイニングを投げてほしいところか。 両先発とも立ち上がりに球が高めに浮き、いきなり打撃戦の様相になったのは驚いた。仙台育英のエース・木村の調子を考えると、初回にスイッチしたかった。先攻の仙台育英は終盤よくピンチをしのいだ。
延岡学園
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
3回戦 東海大相模 土岐商は初戦で16安打15得点と県大会の打撃好調ぶりが発揮された。東海大相模の一二三としては、今度は制球の乱れが大量失点になりかねない。一方で東海大相模打線も初戦で左腕から15安打。同じ左腕の土岐商・前田を打つことは難しくなさそう。打撃戦も十分に考えられる。 肘の位置を少し上げ、初戦の問題をすぐに修正した一二三の投球が見事で、8回途中までノーヒットの完封劇。初戦で爆発した土岐商打線が完全に沈黙したが、これは一二三の投球を褒めるしかない。
土岐商

履正社 好カード。初戦でセンバツ4強の広陵に粘り勝った聖光学院だが、今度は打線の援護が必要。履正社としては、先発が予想される飯塚が0点に抑えている間に、自分たちの野球で攻撃したい。履正社が先制すると、そのまま逃げ切りそうな予感がある。聖光学院は先取点が欲しい。 飯塚が3回まで無失点だったが、履正社打線が聖光学院のエース・歳内の変化球に対応できず、初戦のような華麗な攻撃は影を潜める。逆に得意の走塁でミスを連発し、投打に歳内を乗せてしまったか。 ×
聖光学院

新潟明訓 打撃力で勝る新潟明訓がやや有利。西日本短大付の左腕・森は初戦で2失点だが、今度は初戦で左腕2投手から13安打している強力打線が相手。ヒットはやむを得ないと割り切り、ホームを許さない粘りが必要だ。新潟明訓投手陣が西日本短大付打線をどこまで抑えるかも興味深い。 しびれる試合。新潟明訓打線を変化球で抑えた森だが、とりわけ3回の無死2、3塁のピンチをよく凌いだ。西日本短大付は、9回無死1、3塁のチャンスでのライナーゲッツーはツキがなかった。
西日本短大付

鹿児島実 戦力的に大差はない。お互いに前の試合では大差で勝っており、特に攻撃が雑にならないよう、自分たちの野球を今一度思い出したい。九州学院の右腕・渡辺、鹿児島実の左腕・用皆とも、低めの変化球が生命線。この球をうまく見極め、高めの甘い球を待つことが勝利につながると見る。 3回表に用皆のスライダーが狙い打たれ、九州学院が4点を先制。低めの球もよく打った。九州学院の打線は非常に波に乗っている。9回に追いつかれたが、九州学院のペースのまま試合が進んだ。 ×
九州学院

北大津 2試合で36安打20得点の北大津打線を、成田のエース・中川がどう止めるか、非常に楽しみな試合。一度突破口が開かれると、連打が止まらないだろう。肘の張りを訴えた中川は、投球にどう影響するか。成田打線は、ストライク先行で来る北大津エース・岡本を積極的に打ちに行きたい。 成田としては打線がよく打ったこともそうだが、中川が抑えたことに尽きる。北大津は5点を奪ったものの、あまりランナーを出すことができずに試合のペースを握ることができなかった。 ×
成田

早稲田実 東京対決だが、ズバリ打撃戦を予想する。早稲田実の鈴木、関東一の白井、いずれも丁寧によく投げてはいるが、両チームの打線なら4〜5点以上奪うことも十分可能と見る。両投手とも甘いカウント球が意外と多いので、それを積極的に打ちにいけば点が入るだろう。守備の乱れには注意。 予想通り打撃戦になったが、早稲田実は毎回のようにランナーを得点圏に進めて塁上を賑わせながら、最少得点しか奪えずに流れをつかみ損ねる。関東一はしっかりとチャンスを物にし、その差が出た。 ×
関東一 10

報徳学園 13 2〜3点くらいの接戦に期待。両チームの堅い守りも見どころのひとつになるだろう。報徳学園は大西・田村の継投になると思われるが、1・2回戦では順番が異なった。佐賀学園としてはこの左右両投手に対する準備が必要で、得意のスクイズなどで絶対に先取点を取りたい。 勝敗は予想通りだが、全く想定外のゲーム展開に。峰下は直球に伸びを欠き、甘い球をことごとく打たれた。県大会から控え投手を一度も登板させなかったツケも出て、思わぬ大差となってしまった。
佐賀学園

興南 両チームとも打撃の調子が良く、投手戦にはならないと予想する。中1日なので、仙台育英としては2回戦で39球のエース・木村の調子がカギとなる。木村が本来の投球をして粘れば、面白くなりそうだ。興南のエース・島袋の調子が悪いようだと、仙台育英打線なら捉えられるかもしれない。 前の試合では不調の木村を田中が助け、この日は田中を救援した木村が好投。興南打線を4失点で抑えたのは上出来だが、島袋の投球が見事。ピンチでギアが上がる投球は、高校生では打ち難いか。
仙台育英
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準々決勝 関東一 両チームとも連戦で、しかも甲子園で3試合連続完投中という点も共通している。特に前日176球の熱投で完投した関東一のエース・白井の調子は気がかり。控えの井手らの先発もあるか? 強豪を倒して勝ち上がっている両チームは勢いの点では互角と見て良いが、打線はやや関東一が上と見る。この試合は投手陣に期待しすぎるわけにはいかず、打線がいかに序盤から点を奪うかがポイントになりそうだ。 甲子園初登板となった先発の井手が踏ん張り切れなかった。攻撃陣も3回裏の三盗失敗、5回裏無死1塁での二盗失敗など、得意の機動力攻撃が空振りに終わるもったいない場面があった。それだけ成田バッテリーが落ち着いていたとも言える。中川は連投の影響をさほど感じず、見事な完投勝利。 ×
成田

興南 10 戦力的には興南が上回るが、1日の休養日がある聖光学院のほうが投手陣に余力がありそうだ。聖光学院のエース・歳内の投球しだいでは接戦にも期待できるし、2回戦でセンバツ4強の広陵を撃破したのに続く大物食いも十分あり得る。興南は島袋と控え投手のどちらの先発も考えられるが、聖光学院は必ず先取点を奪い、歳内を楽に投げさせたい。この夏接戦を経験していない興南のスキを突けるか。 2回表に長打攻勢で5安打3得点と先攻した聖光学院だが、その裏即座に歳内が失点したのは非常に痛かった。できれば中盤あたりまで2点以上のリードを保ち、焦りを誘いたかったところだが、興南打線の勢いにのまれてしまう。島袋の試合中立て直す技術はさすがの貫禄か。
聖光学院

東海大相模 10 東海大相模のエース・一二三に対し、甲子園3試合で29得点の好調・九州学院打線が挑戦する。東海大相模は3回戦で6安打3得点に抑えられてはいるが、打線は強力。中2日の休養があるが、九州学院のエース・渡辺の疲労回復具合もカギになる。積極打法が持ち味の九州学院ではあるが、いまだ制球がそれほど安定しない一二三のボール球をしっかりと見極める必要がある。 いきなり東海大相模に先攻を許し、さらに序盤のチャンスを生かすことができず、打撃好調で勝ち上がってきた九州学院に焦りがあったか? 守りのミスが相次ぎ、東海大相模に手痛い追加点を許してしまった。一二三は最高の内容ではないにせよ、変化球に切れがあった。
九州学院

報徳学園 投手戦も打撃戦も、さらに大差のゲームも考えられる読みにくい試合。3回戦で1−0の接戦を物にした新潟明訓だが、できれば打撃のほうで流れをつかみたい。両チームともこの試合も継投になりそうだが、お互いに先発投手を早めに攻略して相手のプランを狂わせる戦い方が理想的。両チームとも交代した投手を野手として残さないだけに、継投のタイミングも極めて重要になる。 報徳学園は1年生右腕・田村が先発。新潟明訓としては、どちらが先発か読みにくかったか。田村の投球が素晴らしく、新潟明訓打線は直球も変化球も打ちあぐねた。新潟明訓はまだ左打者が2人続くところで左腕・池田から右腕・神田健に継投したが、致命的な2点目を奪われてしまう。
新潟明訓
回戦 試合スコア 管理人予想 予想結果と試合解説 結果
準決勝 興南 興南は中1日でエース左腕・島袋が先発するだろうが、報徳学園としては島袋から4〜5点奪うくらいでないと勝利は難しい。報徳学園は大西・田村の継投が鉄板だが、連投でもあるし、当たりが止まらない興南打線を完全に抑えきるのは難しいだろう。報徳学園が勝つとすれば、4−3や5−4のようなスコアか。リードを許した展開で逆転するのは容易ではない。先取点を奪い、1度も追いつかれないまま逃げ切るような展開なら報徳学園にも勝ち目がある。 2回までに5点を先攻、さらに島袋に60球以上を投げさせ、報徳学園にとってはこれ以上ない理想的なスタート。しかしこのリードが逆にプレッシャーになったか。5回表に併殺だと思われた打球を悪送球し、このプレーを境に完全に流れが逆転してしまう。興南の打撃力のすごさ、島袋の修正能力の高さを改めて思い知らされた試合。
報徳学園

東海大相模 11 戦力的に東海大相模が上回るが、一二三が前日に153球を投げて連投になるのに対し、成田のエース・中川は1日の休養日がある。これまでの中川の投球内容から考えて、成田が勝つ可能性も十分にあるだろう。どちらかといえば打撃戦よりも投手戦になる可能性のほうが高いが、特に中川は威力のある直球を丁寧に低めに集めたい。東海大相模打線も調子の良い好投手を完全に打ち崩すまでの破壊力はなく、中川の投球に全てがかかっていると言っても過言ではない。 中盤に6点を奪い逆転した成田だが、5回表に捕球後の落球、軽率なダイビングと記録に残らない2つのミスで逆転を許してしまい、ここからは東海大相模に流れが傾いてしまった。一二三・中川ともにストライク・ボールがハッキリしており、打者にとっては狙いを定めやすかった。特に中川はいつものように微妙なコースを突くことができなかった。
成田
決勝 興南 13 島袋・一二三と注目の両エースはともに準決勝で150球を超える熱投。ただし、島袋は2連投だが一二三は3連投となる。控え投手の実力も興南に分がある。打線の調子に関しては、ほぼ互角と考えて良いかもしれない。このように考えると、興南が有利なのは間違いのないところ。東海大相模が勝つには、まずここまで5試合とも2安打以上している興南の1番・国吉大陸の出塁を少なくすること。そして島袋は、甲子園では序盤に失点して中盤以降立ち直る傾向があるので、まず先制して2点以上のリードを保ち、島袋が投球を修正する暇を与えないことだろう。 島袋は変化球中心の投球で、しかも低めにスライダー・フォークがうまく決まっていた。これに対し一二三は球が真ん中に集まり明らかに調子は悪かったが、点の取られ方ももったいない。初球から積極的に振って来る興南打線にストライクを取りに行きすぎたし、盗塁・エンドランでかき回してくる相手にもっとしつこくけん制したり、ウェストする工夫が欲しかったところ。東海大相模打線は9安打だが、完璧に捉えた打球は少なかった。
東海大相模


 

大会を終えた感想

 32/48で、試合ごとの的中率は.667。全体的に実力が拮抗する大会の中予想が難しかったが、的中率はそれほど悪くはなかった。

 今大会は大型チームと呼ぶべき高校が極端に少なく、管理人によるA評価は過去最少の3校。良く言えば戦力が拮抗、悪く言えばレベルが低い大会であった。少なくとも甲子園に出場したチームだけで見ると、好投手・好打者も明らかに例年より少なかった。いよいよ高野連による特待生規制の影響が出始めたと見るべきだろう。

 優勝したのは興南(沖縄)。1998年の横浜(神奈川)に次ぐ史上6校目の春夏連覇、そして沖縄県勢としては悲願の選手権初優勝である(春は3回優勝)。

 好投手・島袋洋奨に注目が集まりがちだが、準決勝の報徳学園(兵庫)戦で5点差を逆転するなど、打線が島袋を助けるケースも目立った。昨年の春夏連続初戦敗退の悔しさを知るメンバーが多数残った影響は大きいだろう。また、センバツ決勝の日大三(東京)戦では5失策だった守備も、今大会では6試合で4失策と向上を見せた。むろん記録上のことだけでなく、随所で好守備も目立った。まさに全員でつかみ取った優勝であると言える。